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月々雑感

この『月々雑感』も6年目を迎えました。
ホームページにご訪問いただいた方に少しでも役立つような記事を綴っていけたらと思っています。月に数度の更新ですがちょくちょく覗いていただければ幸いです。

日本塗装名人社 全国会議

2014.8昨日、台風の影響がほとんどなかった大阪ですが、強風が朝から続いていた為、弊社スタッフが施工中のお宅へ伺い足場シートのめくり作業に行ってまいりました。
 
よくニュースなどで足場が倒壊した場面を目にしますが、ほとんどの場合は背の高いビル、もしくは1面ないし2面しか組んでいない現場です。
 
   
実際のところ、戸建住宅で4面足場を組んでいれば少々の風には耐えれるもの。それでもシートをめくりに行くのは備えあれば憂いなし、という事とそれをしないと気になって寝つきが悪いのです(笑)
  
同じような事をお思いになっている塗装屋さんは全国にたくさんいるのではないでしょうか。

 
さて、全国の塗装屋さんと言えば先日の日曜日、東京の品川プリンスホテルで日本塗装名人社の全国会議が開かれました。
  

記念すべき第一回目の会議です。会員・メーカーさん、あわせて100人を超える盛大な会議となりました。

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午前中の前半は会員、一般の塗装店様を交えての塗装セミナー。後半は日本塗装名人社の会議という2本立てです。

  
岐阜の(有)大野塗装 大野社長が
   
『塗装屋がこんな立派な場所で、会議を出来るなんて昔から考えると想像もつかなかった・・・』
   
とおっしゃってましたが同感です。感慨深いものがありました。
 
先輩らのお陰で少しは認知された塗装業界でありますが、これから先を考えると問題がないわけではありません。
 
・人手不足の問題。
・個々の集客の問題。
・職人の高齢化。
・不安定な経営。
・3次、4次、末端での請負。

  
などなど塗装店を経営していたら誰しも悩むところ。それらを日本塗装名人社でサポートしていこうというわけです。独りで悩み解決しない問題を抱えている塗装店さんは一度、日本塗装名人社のホームページを覗いてみてください。きっと何かの役に立つはずです。
  
日本塗装名人社WEBサイト
  
入会の案内はこちらです。

日本塗装名人社 入会のご案内

塗装業界に関わる人みんなで業界を塗り替えていきましょう。

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塗り替えガイドブック完成

2014.8今日からお盆休みの方も多いのではないでしょうか。高速道路は徐々に込んでいるようです。
 
現場作業の方は、8/12(水)~8/16(日)までお休みとなりますが、事務の方はやっていますので何かご質問・ご相談・御見積り依頼がございましたらお問合せください。
 
 
さて、梅雨時期から書き始めてた『塗り替えガイドブック』が完成しました。
 
全46ページ。21144文字。肩がパンパンに固まりました^^;自分の言葉で書いていますので内容は新鮮です。で、かなり突っ込んで書いています(笑)

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初めての外壁塗装は分からない事だらけ。特に気を付けるポイントを書いていますので、これさえ読んでいれば大丈夫です。

一般の方向けで、部数の関係上、施工エリアのみのお渡しとなりますが、外壁塗装をご検討の方はお申込みください。

⇒ 無料塗り替えガイドブックのお申込みはコチラ

1棟15万円の塗装?!

26.7月梅雨が明け本格的な夏に突入しましたね。アツい、アツいと連呼しそうですが(笑)工期が順調よく進みそうです。

  
さて、先日リフォーム産業新聞のサイトを見ていてなかなか興味深い記事を見つけました。

 

1棟当たりの塗装請け額が15万に・・・塗装業界の裏側とは?!

 
【塗装現場の今 ~下請け職人の現実~】と題して塗装職人さん、代表者さん、塗料屋さんとの座談会。


匿名だからこそ言えるのでしょうが生々しいですね^^;

 
ここ数年は付き合いのある同業者さんが以前と比べ変わりましたので直接このような話を聞く機会がめっきり減りました。

 
記事自体すごく極端な例かもしれませんが、現実はこんなもんでしょう。

 
私自身の話になりますが15年以上前、一番最初に請け負った工事は戸建て住宅の全面塗り替えで25万円でした。あまりにも安すぎるので工事が完了してから『もう無理です。やっていけません』と元請け会社に言いに行ったら次の現場は倍の金額をくれました。

  
(おっこれならなんとかやっていけるかも?)と思ったら次の現場はまた半分に戻りました(笑)

 
つまり、こういった元請け会社は『飴と鞭』の使い方が絶妙なんですね。ですので現状維持が心地よい業者さんはいつまで経ってもやめられない。というわけです。と言うより、どうしていいか分からないが正解かもしれません。


 
ただ、こういう仕事をしていると、
そこのお家に思い入れもないし、、、仕事を頂戴しているという感謝の気持ちはありません。


単に仕事をこなしているだけとなり
結果、仕事に対してのプライドもなくなるわけです。

 
本来であれば現場で実際に作業をする職人こそスポットに当たるべき。職人を永くやってきたせいかそう強く感じますし、このような悪しき慣習は改めるべき、だと思います。
 
  
が、その一方で何よりも請け負う塗装屋さん自身が変わっていった方が早いようにも思います。そんな風に感じながらこの記事を読んでいました。
 
 
 
 
先々月で弊社は無事12期を終了し13期に入りました。先ほどお話しした初めての現場の時、この先こんなんでやっていけるかな?と不安になった事を今でも憶えています。
 
こうやって何とか続けてこられたのは、出会った人、仲間、お声がけ頂いたお客様のお陰です。感謝の気持ちを忘れず細く永くこれからも続けていきたいと思います。

塗装屋を判断するには?

26.7月 
あんまり神経が繊細な方ではありませんが(笑)今日のように台風がくる日は気になって寝れません。
  
 
時計の針は夜中の12時を回りましたが目が冴えていますので、日記書いています。
 
塗装屋に限らず工務店さんもリフォーム屋さんも同じですが外部に足場をかけている場合、台風が来る前に足場のシートをたたみ、風の影響を受けないようにします。風で足場が倒れないためです。

 
ウチも昨日の時点で全ての現場はチェック済み。それでも気になります。
 
台風の進路はこれから四国に直撃とのことですが、災害がないことを祈ります。
 
  
さて、本日は久しぶりに倉庫の掃除を行ないました。
 
塗装屋の倉庫と言えば、新規取引を考えている塗料屋さん、銀行さんが【この塗装会社と取引できるか?】と判断基準にしているのが倉庫なんだそうです。

つまり、倉庫の整理整頓が出来ている塗装屋さんは新規取引をしても問題ナシ。逆に散らかり放題の倉庫であれば警戒するとのこと。

 
大昔にそれを聞いた時『ほんまかいな・・・』と思いましたが、あとになって複数の人間からそう聞いたことがありますし、現に創業時、近所にあった散らかり放題の塗装屋さんは潰れていなくなりました。

 
また、過去にまったく面識のない大家さんから連絡があって、『店子さん(塗装屋)がいなくなったので塗料を引き取ってくれませんか?』と写真を送られてきたことがありましたが、やはり散らかり放題でした。
(そういう場合は引き取り業者さんへ)
 
 
工事の品質にしろ、経営状態にしろ全ては倉庫が整理整頓されているかどうか。一事が万事そこにつながるそうです。
 
例外はあるかも知れませんが、ほぼほぼこの判断基準は合っているような気がします。
 
 
自戒を込めて言いますが全国の同業者さん、倉庫は綺麗にしましょう(^_^)

疑い

2014.6梅雨明け間近、最後の雨と言ったところでしょうか。比較的順調に工事は進んでいます。

そんな中、お問合せ・ご契約、誠に感謝致します。

私の方はと言いますと、来月着工するお客様の元へご訪問する機会が多くなっています。


先日、打ち合わせの最中
『細かいことを何度も聞いて申し訳ないです。』とお客様。

高額な外装リフォームです。毎年するものではなく約10年に一度のもの。ほとんどの方が初めてですし細かい質問はあって当然であり、逆の立場であってもそうすると思います。

工事の内容、ご近所挨拶、施工上の注意点。納得いただけるまでお答えします。逆にあまり質問がないとお客様の要望点が掴みずらくこちらが不安になります(笑)
 
ですので、いくら細かい質問をしてくださっても結構なのですしそれが苦になる事はありません。むしろありがたいことです。
 

その一方で苦手な場合もあります。
 
それは

こちらが言う事を信用して頂けないこと。


もちろん我々は施工業者。最初から100%信用してもらってるとは思いません。疑いの目もある程度必要です。また、それくらいの緊張感があった方が自分たちにとってもいいのかもしれません。

それを承知の上で言うのですが、先日、現調時に『自社施工ですか?』と御聞きになられたので『はい、そうです』とお答えしました。
(実際にはもっと長く話していますが割愛しています)
 

個人的には自社で施工していようが、外注で発注していようが品質・約束事が守られていればいいと思うのですが、そこに抵抗感があるのであれば自社施工である弊社がお役に立つかもしれない。

そう思っていたのですが、後日、再び同じご質問が来たのでびっくりしました。

塗装に限らずリフォームも含めいわゆるブローカーが多い業界です。不安になる気持ちが分からないわけではありませんが、そこを信じて頂けないのであれば仮に施工したとしても揉める元です。そう判断し今回はやんわりと辞退を申しでました。


技術的なこと、塗料に対する見解ならまだしも今回は弊社自身の事。疑われてまで施工したくないのが大部分の本音です。気持ちも冷めます。このあたりもう少し大人になれたらいいのですが当分は譲れそうにありません。哀しいことではありますが、そういう時代、まだまだそんな業界なのかもしれませんね。

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