屋根塗装の御紹介です。
屋根塗装と言っても屋根材の種類や塗料によって仕様が様々ではありますが、ここでは日本特殊塗料㈱の遮熱塗料パラサーモシリコンの塗装工程を御紹介いたします。
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① 施工前です。この状態での作業が一番危ないと言えます。なぜなら既存の塗膜が風化しており、かなり滑るからです。 |
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② 高圧洗浄です。屋根の下部分から洗浄しているのは上からだと滑るです。下から上に上がっていきます。 |
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③ 高圧洗浄完了です。真ん中の棟包みを境にして左側の方が白くなっているのがお分かり頂けるで しょうか?左が南面で右が北面です。同じお家でも向きにより紫外線の影響でしょうか傷みかたが違います。 |
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④ 浸透型のエポラマイルドプライマー塗装です。上塗りの密着性を高めるものです。若干、飴色になっている所が塗装後になります。 工程写真では省略していますが【棟包み】の錆び止め塗装もしておきます。 |
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⑤ エポラマイルドプライマー塗装の2回目です。通常プライマーは1回ですが弊社は2回塗りを基本としています。 |
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⑥ プライマー完了後タスペーサーを挿入していきます。 詳しくはコチラ |
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⑦ パラサーモシリコン上塗り塗装の1回目になります。 |
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⑧ パラサーモシリコン上塗り塗装の2回目になります。2回塗る事により艶がでます。 |
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⑨ 屋根塗装完了です。 |
屋根塗装 工程② サーモアイ4F
日本ペイントの遮熱塗料の塗装工程の紹介です。
サーモアイ4F 2液弱溶剤4フッ化フッ素樹脂
【屋根用太陽熱高反射(遮熱)塗料】
※4F(フッ素)の工程紹介になりますがサーモアイSi(シリコン)の場合でも
塗装工程としましては同じです。
① 施工前の様子です。前回の塗装が剥がれ藻が発生しています。 |
② 高圧洗浄。脆弱な旧塗膜・風化した表面を一日かけて徹底的に洗い流します。 |
③ 乾燥後、下塗りを塗っていきます。日本ペイントの下塗り【サーモアイシーラー】は下塗りなのに遮熱効果をもった優れもの。塗料と硬化剤を混ぜて使いますがシンナー等を入れない無希釈タイプになります。 |
④ 下塗り2回目です。下塗りであっても塗膜に艶がでるまで塗らなければなりません。弊社ではこの下塗りに関しては、2回塗ると決めてます。ですので上塗りの2回塗りも合わせると合計4回塗りになります。 |
⑤ 縁切りであるタスペーサー挿入していきます。 |
⑥ サーモアイ4F(フッ素)の上塗り1回目 主剤である塗料に硬化剤を入れ材料を作ります。重要なのは秤を使って硬化剤を規定量加えること。それに加え2液型ですので塗れる分だけをその都度作っていかなければなりません。と言うのも塗料と硬化剤を混ぜてしまえばポットライフといって使える時間が決まっているのです。その時間内に使い切らなければ塗料の性能が落ちてしまいます。これは日本ペイントの塗料に限らずどこの塗料メーカーでも同じです。 |
⑦ サーモアイ4F(フッ素)の上塗り2回目 完了 艶感がいい感じです(^^) |