【外壁塗装を無料でする方法】と書きますと、なにやらグレーの方法だったり、または保険を使ったりとかの怪しい方法?と思われがちですが、そうではなく住宅ローンの借り換えにより外壁リフォーム金額を捻出する方法になります。当然ながら違法ではありません。
以前、この記事をお読みになったお客様がお付き合いのある銀行さんにこの話をもっていき外壁塗装代が浮いたと大変感謝されました。弊社に依頼云々は全く関係なく、この記事がお役に立てれば幸いです。
住宅ローンを抱えての外壁リフォーム
『住宅ローンが終わってないのに、またリフォームで出費か・・』
たとえ家が傷んでくる頃であっても、まだまだ住宅ローンを抱えている場合は、どうしても手痛い出費が気になるところです。
そのような時期はちょうどお子さんの教育費などが増える時期と重なっていることも多くリフォームなんかはできるだけ後回しにしようと考えるのも仕方がないことだと思います。
私自身も住宅ローンを抱えていますので、よく分かります・・
そんな中、先日ですが弊社のサイトを見て連絡がありました。
問い合わせ、というよりも売込みです。
【住宅ローンの借り換えコンサルタント】と名乗る方からでした。
聞くところによると、
『住宅ローンを有利な金利のものへ借り換えることによって、残りの利子の総額を浮かせてしまい、その浮いた額でリフォームを請け負ってみたらどうか?』
という提案でした。
確かにリフォームをされるお客さんにとっても非常に魅力的です。
うまくいけば
リフォームの実質の負担額はゼロ円ということにもなります。
ただ、大切なお金にかかわることですし、私自身がそのコンサルタントの方に依頼できるかどうか考えてみました。
自分自身の住宅ローンとか、収入であるとか、家計であるとか、プライバシーに関わる全部を洗いざらいお見せしてやってもらおうと思えるかどうか?
無理です・・。
なぜなら、
「浮いたお金を、工事代金上乗せして利益を上げたらよろしいですやん!」ニヤニヤしながらそんな説明をするコンサルタントを信頼できませんでしたし、見た目もやっぱりどう見ても怪しい(笑)
自分自身が信じられないような人を、工事を依頼してくださる方の前へ出すなどは、とてもできません。
で、そのような話を親交のある行政書士さんへお話ししたところ「うちでもローンの借り換え申請はできますよ」ということだったのであっさりお手伝いしてもらうことになりました。
その行政書士さんには当社自体も建設業許可を取得するのを代行してもらいましたし、信頼できるということでは何も問題ありません。
また、私たちが専門としている工事とは全く違う住宅ローンのことを勉強してもよく分かりませんし、お客様からしても今抱えておられるローンや収入なんかのことを工事業者である私たちに話すことは結構抵抗があるのではないかと思います。
ですから、その部分は専門家に完全に任せる方が私たちとしてもよっぽど安心です。
ただ、そうは言っても
お客様からすると相当不安は残ったままだと思います。
・依頼するにしてもどれぐらいの費用が掛かるのか?
・相談でもお金がかかるのか?
・申請してみたけどそれほど借り換えしてもメリットがないことが
分かって結局は依頼しなかった場合にどうなるのか?
など心配なことは尽きないと思います。
ということで、この借り換えローンの手続きについてはあくまで実際にローンを借り換えられた場合だけ成功報酬という形でお支払いいただくことにしていただいています。
つまり、
◆とりあえずということでシミュレーションをお願いしても、
◆銀行からの提案を受けたとしても、
最終的に借り換えまでに至らなかった場合は無料です。
交通費や通信費なども含めて一切の費用はかかりません。
ただし、手続きを担当してくれる行政書士さんが今のところはそのようにしてくれますが手一杯になると受付自体が止まってしまうか、シミュレーションが有料になってしまうかとなりますので予めご了承ください。
ここからは実際にどのように工事の代金が捻出されたのか、
その事例をご紹介したいと思います。
住宅ローンの借換えで240万円お得になった実例
【事例1】
兵庫県44歳男性公務員、家族構成は妻と子2人の4人家族
借り換え前の住宅ローン詳細 | |
借入残高 | 19,600,000円 |
返済期間 | 28年 |
金利 | 2.3% (5年後から3.15%) |
月々返済額 | 61,604円(5年後から67,705円) |
ボーナス返済 | 年2回 100,000円ずつ |
このままで契約し続けた 場合の総返済額 |
2,956万円 |
工事代金と住宅ローンのコンサル費用が合わせて160万円かかり、ローンの借り換え費用80万円の合計240万円を現状の住宅ローン残額に上乗せ。
その結果借入残高が2200万円となります。
そしてその2200万円を新たに住宅ローンとして
改めて別銀行にて契約。
そうやって契約した条件が以下の通りになります。
(条件が変わったところは赤字に変えています。)
借り換え後の住宅ローン詳細 | |
借入総額 | 22,000,000円 (リフォームの工事代金、 ローンの借り換え諸費用など 240万円を上乗せ) |
残りの返済期間 | 29年 |
金利 | 1.1%(10年間) (10年後からも店頭金利より 1.3%低い金利) |
月々返済額 | 57,245円(10年間) (4,300円減) |
ボーナス返済 | 年2回 100,000円ずつ |
借り換え後の総返済予想額 | 2,715万円 (241万円減) |
※工事代金と諸費用240万円分を上乗せしたのですが、
金利が1.2%も下がったことによって月々のローン返済額は4300円ほど少なくなり、支払額を逆に減らすことができました。
さらに住宅ローンの総返済額は241万円減る見込みですので、手持ちの資金を全く減らさずその上、月々の返済額を減らして工事ができてしまったという実例です。
370万上乗せして総返済額が191万円減った実例
【事例2】
大阪府49歳男性会社員、家族構成は妻と子2人の4人家族
借り換え前の住宅ローン詳細 | |
借入残高 | 23,400,000円 |
返済期間 | 22年 |
金利 | 2.0%(2年後から3.5%) |
月々返済額 | 72,849円 (2年後に80,188円になる予定) |
ボーナス返済 | 年2回 250,000円ずつ |
このままで契約し続けた 場合の総返済額 |
3,382万円 |
工事代金と住宅ローンのコンサル費用が合わせて290万円かかり、ローンの借り換え費用80万円の合計370万円を現状の住宅ローン残額に上乗せ。
その結果借入残高が2710万円となります。
そしてその2710万円の住宅ローンとして改めて別銀行にて契約。
契約した条件が以下の通りになります。
(条件が変わったところは赤字に変えています。)
借り換え後の住宅ローン詳細 | |
借入総額 | 27,100,000円 (リフォームの工事代金、 ローンの借り換え諸費用など 370万円を上乗せ) |
残りの返済期間 | 22年 |
金利 | 1.3%(10年間) (10年後からも店頭金利より 1.3%低い金利) |
月々返済額 | 76,515円(10年間) (3,600円増) |
ボーナス返済 | 年2回 250,000円ずつ |
借り換え後の総返済予想額 | 3,191万円 (191万円減) |
※工事代金と諸費用370万円分を上乗せしたのですが、金利が0.7%下がったことによって月々のローン返済額は3600円程度の増額に抑えることができました。
住宅ローンの総返済額については191万円減る見込みですので、月々の返済額が少し増えたというだけで、手持ちの資金を全く減らさずに、ローンの返済額も少なくした上で工事ができてしまったという実例です。
これらの事例の方というのは、手持ちの資金でも充分リフォームや工事をできたのですが、やはりこれからのお子さんの教育などのために資金を置いておきたいということで、借り換えによってリフォーム資金を捻出されることが多いようですね。
簡単に2例だけ掲載しておりますが、当然それぞれ契約されている条件や現在の収入などによってお得な借り換えができるかどうか変わってくるようです。
ご相談やシミュレーションは一切費用がかかりませんので、少しでも気になるようでしたらお気軽にお問い合わせください。