この『月々雑感』も6年目を迎えました。
ホームページにご訪問いただいた方に少しでも役立つような記事を綴っていけたらと思っています。月に数度の更新ですがちょくちょく覗いていただければ幸いです。
月々雑感
外壁の塗り替えで300万超え!?
先日、外壁塗り替えをご検討されてるという方のところへお伺いしました。
築年数は30年ちかく経ち、今回の塗り替えは2回目とのこと。
1回目の塗り替え時のことをお聞きすると、前回は工事費用で300万円を超える金額をお支払いになったそうです。
屋根の葺き替えでもされたのか?と思いましたがそうではありません。単に外壁塗り替えです。あまりにも高額です。
一般論ですが、戸建住宅1軒の塗り替えでは、100万が一つの基準ではないでしょうか。それに大きなお家、小さいお家、高い塗料、安い塗料、施工のしやすさ、やりにくさ、、などが加味され金額が前後されるというわけです。
(※あくまで自分の考え方ですので)
私自身、そのお家をざっくり見た感じでもそのあたりの金額になりそうです。
お施主様が
『その頃、エイケンさんにお会いしたかった。』
とおっしゃられたので
『僕もお会いしたかったです。』とお返事しました^^;
何でもそうですが、物には適正価格というものがあります。
300万円という金額も、その当時の価値観でお施主様はお支払いになっているわけですから、それをどうこう言う気はありません。また、終わった事なのでどうする事もできません。
ただ、今の時代であればこのようなことを防ぐことができます。それにはほんの少しだけ知識を持つことです。
今回、弊社が所属している㈱日本塗装名人社が主催となり豊中市で『塗り替え勉強会』を行います。
詳細ページは下記をクリックしてご覧ください。
大阪府豊中市近郊にお住いで外壁塗装をご検討の方へ
講師は㈱日本塗装名人社 代表の西谷社長です。
この道40年の大ベテランです。
この勉強会を受講し、たった90分間座って話を聞くだけで、
・適正価格での塗装工事が分かります。
・悪徳の業者に引っかからない方法が分かります。
・長持ちする塗装が分かります。
あたりまえの事ですが、変な押し売りは一切ありません。
・会場 服部振興会 服部会館 ・住所 豊中市服部本町4-1-5 ・日時 平成28年6月3日(金) 6月4日(土) 【午前の部】10:00~11:30【午後の部】13:30~15:00 ・定員 10名(予約制) ・受講料 無料 ・主催 ㈱日本塗装名人社・無料駐車場完備(5台) |
■お電話でのお申し込み・お問い合わせ先
0120-103-837 (受付時間AM10:00~PM18:00)
「塗り替え勉強会に参加したいのですが・・」とお電話ください。
(受付担当 栄進建装 担当 小川)
ネットには書かれていない本当の外壁塗装が分かることでしょう。
豊中市近郊にお住まいで外壁の塗り替えをご検討の方はぜひ、この塗り替え勉強会にご参加下さい。
また、ご親戚・お身内で塗り替えを考えてる方にもご紹介ただけたら幸いです。
ホームページ開設から10年
久しぶりの更新となります。
この2ヶ月ほどバタバタしており、なかなかホームページの更新が出来なかったのですが、本日、成田塗装の大倉くん(以下 大)から電話があって、、
大 「事務所まで行っていいですか?」
永 「う~ん、ちょっとバタバタして厳しいかも、、、」
大 「ほんとは何か悩み事でもあるのでしょ?」
永 「ん?いやいや、単に忙しいから。ごめん」
大 「ほんとは鬱病かなにかでは?僕悩み聞きますよ!」
永 「だから忙しいだけやっちゅうねん(笑)」
という会話がありました。
ほんとに鬱だったらどうするの。相変わらずおもろい男です(笑)
心配してくれるのはありがたいですが、FB(フェイスブック)もホームページも更新していないのは、悩み事があったわけでもなく、もちろん病気でもなく、この2ヶ月はほんと忙しかっただけのこと。
たしかに、1ヶ月以上更新しなかったのはホームページを作ってから初めてのことかもしれません。毎日更新している人からすれば大したことはありませんが、それでも自分なりに今までこまめに更新してきました。
さて、そのホームページですが、開設したのが2006年の3月ですから、先々月で10年の月日が経ちました。
長かったような短かったような、、、それでも大半のホームページが閉鎖されることを考えると10年もよく続いていると我ながら感慨深いものがあります。
感慨ついでに、少しだけ昔話を振り返りますと、、、
10年前。当時、満を持して作ったホームページですが、開設から3ヶ月経って電話が鳴ったのは3本。そのうちの2本はSEO業者で、1本は間違い電話(笑)お問い合わせ電話は一本もなく散々な結果でした。
※開設してから2年経った頃のホームページ。なぜかトップページを紙で印刷していました。キャプチャー画像でとっておけばと少し後悔していますが、それよりも何よりも、電話番号が下の方に小さく載っており電話が鳴らないのは一目瞭然です(笑)
そんな状況でしたので、開設してから3年間で東大阪の工場塗り替えを1件ご依頼いただいたのみ。3年間で1件ですので経営的な視点から見るとホームページ自体何の役にも立っていません。
本気で取り組み始めたのが2009年ですから今から7年前のことです。ある事がきっかけで、下請けを続けていることに精神的にも、経済的にも苦しく、ホームページでどうやったらお問い合わせを頂けるか?元請けになるのにはどうしたらいいのか?それを真剣に考え始めました。
そのきっかけというのは、もう時間が経っているから言えますが、あるリフォーム店の下請けの工事をしていて事故が起きたことです。事故と言っても怪我をしたとかではなく、マンションの2階から1階への水漏れ事故です。
原因は、2階にキッチンがありその蛇口をひねったこと。通常であれば水は排水へと流れるものですが、配管をつないでいなかった事により1階へ水漏れ事故が起きてしまったのです。
その1階にはそのマンションのオーナーさんが住んでいて、タンスに入っていた着物などが水びたしとなりました。オーナーさんからすれば上の階から工事が原因で水漏れを起こしているのですから怒って当然のお話です。
ただ、その2階の工事には水道屋さんやクロス屋さんなど5,6社が毎日入れ替わり立ち替わりで入っていたので誰が蛇口をひねったか?水漏れを起こしたのかは分かりません。結局オーナーさんが水漏れに気づいた日に上階で工事をしていたのは弊社でしたから元請けのリフォーム屋さんから問いつめられる事となりました。
言い訳する事も出来ました。今、客観的に考えてもウチではなかったと思います。それよりも、その元請けのリフォーム屋さんがウチに責任を押し付けている感をひしひしと感じましたので、その時は何というか心境的に言い訳する気力にならず「ウチの責任にしてください」と言って保険を使って直しました。ウン十万かかったと思います。
工事をしていたのは事実ですし、そもそもそんな元請けの所から仕事をもらっている自分が悪いという心境になったわけです。
この一件があって、心底このままではマズイと感じ危機感をもち始めました。でも、自社が【元請けをしたい】と言ってもどうしたらいいのか分かるはずもありません。
捨てる神あれば拾う神ありとよく言ったもので、ちょうどその頃に、建設業許可でお付き合いをしていた行政書士の先生がホームページに詳しいこともあり相談したところ一から教えてもらうことになりました。
その先生に言われた通り、徐々にホームページを変えていき、結果お問い合わせを頂くようになりました。
今でもその行政書士の先生には足を向けて寝れません。
建設業許可を取りたい方はこちらで(笑)
建設業許可サポートセンター
少し余計な昔話をしてしまいましたが、なぜこのような話をするかと言うと最近たまに年下の同業者さんから相談されるからです。
工事をやっても赤字。工事をしたのに元請けからお金をくれない。
などの話を聞きます。過去には同じような経験をしましたので、上から目線で言う気は全く無いですが、どれだけ今が辛くてもピンチはチャンスに変わるということです。
あの事故がなかったら、ウチは今でもどこかの下請け工事をしていると思います。もしかすると廃業して違うことをしているかもしれません。
自分が変われば、自分の居場所は必ずあります。
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文章を書きながら、話が変わってきてキャラにもなくアツく語ってしまいましたが(笑)いずれにしましても同業者に心配されないよう、これからはもう少し更新していきます(^^)
最後に、ご依頼いただいた方のおかげでホームページ開設10年を迎えることができました。ほんと感謝しています。これからも永建工業をよろしくお願い致します。
鉄柱が腐る前に錆止めを【無償で塗ります】
先日、知り合いから
『こういうのは塗装でどうにかならないのですか?』と聞かれました。
以下の記事をご覧ください。
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【引用元 毎日新聞】
他の新聞を見ると、指が切断という記事もあり、詳細は分かりませんが、いずれにしても不幸としか言いようがなく、娘を持つ身としましては、ただただ事故にあった女の子がかわいそうです。
小便が鉄を腐食させるというのは昔から言われていますが、一朝一夕で腐るものではありません。
1996年に設置とありますから20年間の歳月で少しずつ腐食していったのでしょう。
昔、刑務所に入れられた囚人が、毎晩鉄柵にみそ汁を吹きかけて鉄を腐らせてから脱獄したという話がありましたが、それを思い出しました。
話を戻します。
鉄はサビが発生しだしたら塗るのがセオリーであり、穴(腐食)が空いてからだと遅く、いくらいい錆止め塗料を塗っても傷みの進行を止めるだけで意味がありません。
ですので、穴が空いてしまう前に錆止め処理をしてください。
鉄柱の場合の作業手順は、
①柱の根本が土に覆ってる場合は、柱の廻りをスコップなどで掘る。(スプーンでもいいです)
②ペーパーで錆びている部分をこする。
(ホームセンターで1枚50円くらい?)
③バケツ等の入れ物に錆止め塗料を入れて塗る。
これくらいは誰でも出来ますので簡単です。
一般の方でも扱いが簡単で使いやすそうな錆止めを見つけました。
水性塗料ですので安心です。
こういうのは市の管轄でしょうから塗っていいものかどうなのかよく分かりませんが、幼稚園の遊具や照明灯など東大阪市内に限って塗りにいきます。費用は要りません。
予定が詰まっている場合ですと、道具をすべてお渡しして塗り方をお教えします。残った塗料、道具も引き取りに伺います。
遠慮無くお申し付けください。
地域で子供を守っていきましょう。
ガイナ【GAINA】への思い入れ
弊社が所属する塗装団体 日本塗装名人社。その日本塗装名人社のfacebookページがあります。
日本塗装名人社facebookページ
(facebookをされている方は、よろしければ日本塗装名人社ファンページにいいねをお願いしますm(_ _)m)
先日そこへあるコラムを掲載したところ一気にシェア(拡散)が広まりました。
公開してから1日。公式サイトでも人気の記事です。
それがこちらの記事です。
『断熱塗料ガイナ』は他の遮熱、断熱塗料とどこが違うのか?
これを書かれたのが熊本県の(有) ふじ美塗装 遠山社長です。ハーレーとご家族をこよなく愛する遠山社長。
最初にお会いしたのは3年ほど前。その時は、遠山社長からみて年下の同業者社長に対し、敬語を使っておられたので「なんて謙虚で腰の低い方だ!」と感銘をうけましたが、後で聞くと遠山社長の方がずいぶんと年下でした(笑)
それだけ遠山社長はふ・・・じゃなかった、貫禄のある心優しき業界の先輩です。ほめているのか?けなしているのか分からなくなりましたので怒られる前に話を戻します。あっ、自分より3つ年上です。もういいか(笑)
さて、今回のご紹介した記事は、ガイナの特徴・効果について書かれているものですが、自分自身読んでみて感じたのは強い強い「思い入れ」です。
それは、、、ガイナを【単なる商品】と捉えているのではなく
・ガイナを製造しているメーカーさんへの愛情
・ガイナを販売している方への恩返し
・ガイナを選んでくれたお客様への感謝
それが文体にあらわれていました。ふじ美塗装さんはガイナを古くから使われておりその思いも人一倍でしょう。
ともすれば、、、提案する側の塗装店は【どの塗料が売れるか?】だけに注視しがちなような気がします。
自戒を込めて言いますが、そこにはお客様への感謝はあったとしても、メーカーさんや販売店さんへの思い入れが少し欠落していたのではないか?この記事を読んだ後そんな風に思いました。
ちょうど5年前、あの震災があった時、ほとんどの塗料メーカーが出荷停止に追い込まれ、地震の影響がほとんどなかった大阪の地でも塗料そのものが入らないという事が起きました。
中には足元を見てふっかける塗料店もいましたが、必死になって塗料を確保するため走り回ってくれた販売店もいました。ほんとあの時は助かりました。当然今でもお付き合いがあります。
ついつい、忘れがちな大切なこと。今回の記事はそれを気づかせていただきました。
吉田イズム
先日、所属している塗魂ペインターズの吉田関西長が弊社まで遊びに来てくださいました。
吉田関西長は、尼崎の老舗塗装店である吉田塗装店の社長です。
早々に「はい、これ」と手渡されたのが・・・・
姫路城のプラモデルです(笑)
お聞きすると、お孫さんのオモチャを買いに行った時、たまたま陳列されてあった姫路城のプラモデルを見た瞬間、自分(永濱)の顔が浮かんだとのこと。
「これを買う」と吉田社長が手に取った瞬間に、それを見ていた奥様は「えっなんで?」と思ったそうです(笑)
塗魂ペインターズでは、役不足でなに一つ協力出来ていないにも関わらず、いつも気にかけてくださる。ありがたいです。
その後、時間の許す限りお話ししましたが、吉田社長の発する中でたびたび出てくるのが「吉田のお客様が・・」という言葉です。
この方ほど自社の姿つまり「あり方」を追求している方はいないのではないでしょうか。
出来る施工数には限りがあります。あれもこれも、、はしたくない。自社の価値を共有できるお客様にのみ品質のいい工事を提供したい。
以前からも一切ぶれることのない吉田塗装店さんの気概を感じました。
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最近こんなことがありました。
お問い合わせ頂いたのは、弊社から少し距離のある場所。
ご訪問し少しお話を伺うと
「今回の工事は、エイケンさん以外に頼む気ないので」
と言ってくださいました。
つまり弊社のみにしか見積りの依頼をしていないという事。
見積りは三社とりましょう。とよく言われる昨今、弊社だけをご指名くださる。今までにないことではありませんが、少し驚きました。
そんなことを言われると、、、単純明快で単細胞の自分は無料でもいいと一瞬思ってしまう(笑)
実際にはそんな事をすると会社が潰れてしまうので出来ませんが、心の中ではそんな気持ちになります。
弊社を必要と感じている人に提供して差し上げたい。そこに距離はなく施工範囲外でも喜んで行こうと思っています。ここは吉田イズムを継承しています。
追伸 ガンダム以来30年ぶりのプラモデル。完成出来るでしょうか(笑)