【知識不足から剥離しだした塗膜】 

 

 

信じられない話かも知れませんが本当の事です。

 

消費者(お客様）はインターネットの普及によって様々な知識を得る事ができました。

逆に不勉強な業者は知識が数年前のままストップしています。

 

この間、お伺いしたお家の奥さんに

 

「『屋根の縁切り』はしてくれるんでしょ？」と言われました。

 

会話の中でそのキーワードがでたのですが少々ビックリしました。

『縁切り』は屋根塗装の際の作業工程のひとつですが

『縁切り』なんて言葉は、本来、塗装屋同士の会話の中でしかでない言葉です。

 

数年前まで知らない業者もたくさんいました。

もしかすると今でも知らない業者がいるかもしれません。

 

去年、昔から知っている知り合いの塗装屋に縁切りの話をすると

『聞いたことないな～』と言われました。少々複雑な心境になりましたが（苦笑）

知識だけをとれば20年以上塗装店をやっている業者より

普通の主婦の方の方が知識では勝っているという、すごい現象が起こっています。

 

最新の知識とかトラブル事例

（ここで言うトラブル事例はきちんと仕事をしたのに起こるトラブルの事です。）

なんかは自分で調べなければ誰も言ってくれません。

メーカーも塗料店も聞かなければ教えてくれません。

 

確実な方法とは言えませんが、いい業者の見分け方として

お客さん自身が知識をもって

『〇〇〇〇〇はどうするのですか？』と

業者側に問いかけるのも、ひとつの方法かもしれません。

 

それと各塗料メーカー（自社ブランドをウリにしている業者は別ですよ）お客様相談センターがあります。

 

疑問に思った事は、聞いて納得される事ですね。

  

【塗装前の足場工事の様子】 

 

少し暖かくなったせいでしょうか。

3月に入り塗装工事の相談・御見積依頼が増えてきました。

 

数ある業者の中から選んでいただき

依頼して頂いたお客様には 

感謝の言葉しかありません。ありがとうございます。  

 

また塗装シーズン？に向かっており、どこの業者に頼んだとしても

『お家の塗り替え』を依頼する事により

【建築塗装】という業界が活性化するのは

大変喜ばしい事です。

 

さて

『塗装工事の相談』て何？と思われるかもしれませんが様々な内容になっています。

『この材料で何缶程度が必要ですか？』や

『〇〇の上に△△を塗ってもいいですか？』等のDIY？的なもの。

 

または
『何坪程度の家ですがいくら位かかりますか？』などの金額的な事。

 

 

その中で『このての話、多くなったなぁ』と感じるのが

 

『～～～で見積りをとって****円だったのですがどう思われます？』

等の相談です。

 

大体内容は同じなのですが

要は、他社で見積りをとったお客様自身が【高い】と感じて

確認の意味でかけてこられているという事なのでしょう。

 

最初に提示した金額を聞くと

私が想定する金額の

２割高、３割高程度ではなく２倍３倍当たり前（汗）

デフレと言われてる時代にビックリです(*_*;

 

 

そこからマジックが始まります。 

 

その金額から

・『足場代はタダにします。』

・『洗浄代はタダにします。』

・『今日契約して頂くとさらに〇〇円引きます』 

 

『最終の金額はコレです。』

なんと 

最初に提示した金額より50万も安い！！ 

 

う～ん

なんというお得感(笑)

 

その最終金額でも私の考える金額の1.5倍から2倍。

 

私自身、けっして安さを追求した事も売りにした事もなく

あくまで『適正価格』で概算（おおよその金額）としてお答えしているのですが

 

なぜそんな差がひらくのか？

 

一言で言うと『会社の形態』が違うからです。

 

営業形態が違うと金額に差が開いて当然ですね。

 

 

かといって

『お客様が納得されて依頼する』

それが当たり前の大前提ですのでご納得されてる場合は

どこに頼まれてもいいと思います。

 

 

最近 

施工完了後の後味の悪いトラブルなんかをよく聞くようになりました。

塗装工事は２週間程度の短い期間です。

信頼して依頼して頂いてるのに

後々トラブルになるような関係だけは、避けたいですね。