この『月々雑感』も6年目を迎えました。
ホームページにご訪問いただいた方に少しでも役立つような記事を綴っていけたらと思っています。月に数度の更新ですがちょくちょく覗いていただければ幸いです。
月々雑感
営業とは断れにくい状況に・・・
8月13日~8月15日の間、お盆休みをさせていただきます。
メールでお問い合わせいただいた方は16日以降のお返事になります。よろしくお願い致します。
また、御見積の提出をお待ちいただいているお客様は16日以降に提出させていただきますので申し分けございませんが、今しばらくお待ちください。<(_ _)>
工事の方の近況報告ですが和泉市の三田様邸が完了いたしました。外壁は真っ白で屋根が『ガーネットレッド』と言われるワイン色になります。
去年にお庭のガーデニング工事をされたらしく今回の外壁塗装と相性のいい色合いになりました。仕上がり具合を見た御近所の方が『お城みたい!』と言われたのが印象的です。(^_^)ありがとうございました。
続いて東大阪市のS様邸を着工いたしました。
元々、雨漏りの依頼でご訪問したのですが、外壁・屋根塗装をさせていただく事になりました。
先日、怪しいところに水をかけ雨漏りの原因は判明しました。その箇所の補修は完了し、大丈夫かと思われますが仮設足場があるうちに念のため外壁塗装を完了後に散水調査する予定です。
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先日、ふと入ったコンビニで陳列されてる本棚の中からある営業本が目にとまりました。 題名は忘れてしまいましたが、営業の神様?みたいな方が書かれた本です。
そもそも営業経験が一切ない自分にとっては、その本を読むことにより何か参考になることがあるかもしれません。
で、パラパラとページをめくってみたのですが『まえがき』に書かれてる文章を見て違和感を感じ本棚に戻しました。
なぜなら、そこの『まえがき』には(営業とは・・断れにくい状況にして・・・)と書いてあったからです。
※あくまで『まえがき』なので本文の主旨は違うかもしれません。
もし、そんなのが営業の本質だとしたら営業はしたくないなぁ。こう考える自分は未熟なのでしょうか。
『理詰めで来られて不安になった。』
『断りにくい状況にされています。』
『「もっと安くしますので契約してください」と言われています。』
普段そのようなお声をよく聞きます。
どこの会社がどのような営業をされてても構いませんし、当社は当社のやり方でご依頼いただくだけ。
イイ格好で書くわけではありませんが、お客様側の冷静な目で業者を選択する権利はあるはずです。
こんな事を書くと誤解されそうですが、そもそも当社の場合、御見積書を提出したあとに『ウチで工事をさしてください。』と言った事がありません。
(これは未熟者だと思います。(^_^;))
殿様セールスをしているわけではありませんし これをお読みの方が、「なんと生意気な」とお感じになるかもしれませんが
そうではありません。
お客様側の選択の余地をはねのけて『ウチが、ウチが』と言うのがおこがましいと考えるからです。
もちろん、
商売をしていますので選んでいただきたいという気持ちはあります。工事依頼をしていただいた時は、感謝しかありませんし心底うれしいです。
ただ、私共の考えとしましては、そのような気持ちよりもお客様側の意思を尊重したいのです。
サイディング2色塗り完了
8月がスタートしました。まだ猛暑というわけではないかと思いますが来週くらいからは今より暑くなるそうです。ご自愛ください。
前回の作業途中だった松田様邸が本日完了いたしました。
2色分け作業の様子。
仕上がりはこんな感じになりました。マスによって色が微妙に違うように見えますがもちろん同じ塗料を塗っています。元々の既存模様によってそう見えるのです。
全景写真です。
本日は最終日でガレージ内の床を防塵塗装してきました。
施工前写真を写し忘れましたの左の写真は強化シーラーの塗布後写真です。(言わなくても分からないと思いますが・・・)
今回、時間が出来ましたので私自身(永濱)が作業しに行ったのですが休憩時に果物をだしていただき、あまりの美味しさにビックリしました。パイナップルにハマりそうです。ありがとうございました。
続いて先日からスタートしている和泉市の三田様邸。元々、3月くらいからお話をいただいていたのですがコチラのワガママで7月後半からの着工となりました。
以前、塗装した業者さんの下地調整?不足のためいたるところ剥がれが目立ちます。また屋根に関していうと、塗膜自体がないところも・・・
ただこういうお家の場合、やりがいをを感じるのも事実です。
こんな時は徹底的に洗うに限ります。
今回、旧塗膜を撤去するため、洗浄ガンの先っぽに部品を装着しました。これで水圧が上がり、水の流れがトルネードに替わります。ですので汚れが、通常の高圧洗浄よりもとれるのです。
屋根・外壁を2日間、洗い続けました。『大変だな~』と思われるかもしれませんがこの時期の高圧洗浄は、いがいと気持ちよかったりします。涼しいですから
サイディング 2色塗り工法
前々回くらい前に見本板の事を書きましたが羽曳野市の松田様邸塗替えがスタートしました。
松田様の外壁は窯業系サイディングボードになります。その中でも1F部分はタイル調になっておりそのタイル模様を1色で塗りつぶす事に少し抵抗を感じておられるようでした。
で今回2色塗りを提案したところ気に入っていただき工事着工となりました。
施工前になります。
足場着工前に関西電力さんに連絡し保護カバーをつけてもらいます。これは毎回頼んでいるのですが実際のところしていなくても事故が起きる事は少ないかもしれません。
ですが『もしも・・』という意味でやっています。保険みたいなものでしょうか。
仮設足場完了です。
高圧洗浄~下塗りまでは完了し2色塗りの工程に入っていきます。
まずはタイルの目地色であるグレー色を全面に塗っていきます(2回塗り)
これだけでも充分キレイなのですが、その後、短毛と呼ばれる毛の短いローラーでタイルの表面をそ~と、そ~と塗っていきます。
多少はみ出る部分もあるのですが、それは後で直すとして全体の表面のみ茶系の色で塗っていくのです。
今回は2mmの短毛を使用しました。完了が楽しみです。
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遅いご報告になるのですが 、先月から当社の9期目がスタートしました。
法人にして9年目。個人の時を合わせれば14年目になります。
創業した時、『あんなもんスグ潰れるわ』と陰口をたたかれた事もありました。
言われてて言うのもなんですが、塗装屋を始めて数年後廃業するパターンが多い事が起因かと思います。それだけ起業しやすい職種なのかもしれません。
当社の場合で言えば潰れるまではいかないまでも苦しい時期は当然ありました。ありましたがこうして無事に継続してこれたのも出会った方々、依頼してくださったお客様のお蔭です。
それにつきます。本当に本当に感謝しています。
これからも20年・30年と継続できる企業を目指しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
遮熱塗料
今年に入ってからの屋根塗装は、ほぼ遮熱塗装になりました。元々、発売された当時から遮熱塗料を使っていますが、今年は特に『遮熱塗装で・・・』というご依頼が多いように思います。
大阪市内 屋根遮熱塗装
東大阪市 下屋根遮熱塗装
大阪市内 屋上トップコートの塗替え(遮熱型トップコート)
これは遮熱とは全然関係ありませんが高圧洗浄の施工前・施工後。あまりにもキレイになったので撮りました。
しかし皆様、勉強熱心(^_^;)全然知らないメーカーの塗料・副資材を逆に提案されてしまいます。
ただ、外壁の3倍の耐候性が必要とされる屋根塗料の場合は実績あるメーカーのものでないと塗りたくないのが私共の本音です。それだけ屋根の場合、外壁と違い環境が苛酷といえます。
またこれは屋根塗料に限ったことではなく外壁塗料でも同じ事が言えるのですが大手メーカーの場合、表現が抑え目に書かれており後発メーカーは 若干大げさな表現になっている傾向にあります。
その辺りを充分見定める必要はあるかもしれません。
必要な工事と不必要な工事
通常、梅雨に入るとヒマになるものですが今年はなぜか?バタバタしております。
施工中・完了の現場をほぼ、写真のみになりますがご紹介。
奈良市・柏原様邸の屋上防水は、いろいろ考えた結果、塩ビ系シート防水絶縁工法で施工させていただく事になりました。
で、前回お話してた通り、砂利の撤去からスタートになります。
既存の下地とを密着していない工法になりますのでのちのちの膨れ(フクレ)がなく、シート自体の耐久性が強い安心の工法です。
続いて、淀川区のH様邸 塀塗装工事。
既存の塗膜の大部分が浮いており、撤去から始めます。ブロックで出来ている塀の場合、内部が空洞になっています。
今回の塀も同様に空洞があり その中には、長年にわたっての雨水が溜まっていました。
最後の写真は、ドリルで穴を開けると勢いよく飛び出す雨水です。ちょっと分かりにくいですが・・・
続いての松原市の妻屋様邸。
残るは足場解体のみとなりました。ハウスメーカーさんで建てられたただけあって鉄部は※塩ビ鋼板がつかわれています。
(鋼板に、ポリ塩化ビニール樹脂をコーティングした鋼板です。)紫外線に強く耐久性が強いのが特徴です。
その部分を塗装の際はちょっとだけ注意が必要です。通常の塗料で、その塩ビ鋼板を塗ると可塑剤が浮かび上がってきますので、
塗って数日経っても手で触ってみると表面が塗りたてのように引っ張ります。指紋が付くような感じでしょうか。 それを防ぐため弊社では専用の下塗り材を塗っています。
今回、梅雨前の施工をご希望でしたが例年よりかなり早く梅雨入りしましたので工期も長くなりました。そのあたりを、ご理解いただきましてお施主様には感謝いたします。
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少し前に完了したお家の方から御見積前の下調べの時点で
『必要なものを省いてまで安くして欲しいとは思いませんので必要なものはキチンとしてください』とお伺いしました。
普段からそう意識しながら提案しているつもりでいますが 改めて言っていただけると提案しやすくなります。
で弊社の提案をご了承いただき施工となったわけですがまた別のお家の相見積もりの中で他社さまの提案の中で弊社が記載していない項目がありました。
つまり弊社側は【ここは傷んでいないので必要ない工事】と判断し他社さま側は【いや、ここも今後のためには必要な工事】と判断したわけです。
見解の相違?ということでしょうか。
もちろん、その箇所の存在を知らなかったから記載しなかったわけではなく次回の塗替え工事まで充分持つと判断したわけです。
場合によっては、逆になる事もあるでしょう。
ただこれに関してはリフォーム工事の場合、どちらが正しいという事はないと言えます。
依頼いただくお家のほとんどの場合は、築10年経っていますのでもちろんやるに越した事はありませんがその工事をするには、費用がかかるのも事実です。
金額が安い場合はそれもいいのですが、高額になる場合にいたっては、そうそう簡単に提案はできません。
そんな時の自分の判断基準は
『自分の家だったらどうするか?』につきます。
この判断基準が絶対だとは申しませんが 自分の家で必要のないものは、施主様側に薦める事もありませんしその逆も然りです。
そんな感覚で見積もり提案しています。
※上記の話とは全然関係ありませんが(^_^;)
御見積りをお待ちいただいているお客様には申し訳ありません。急ぎますのでもう少しお待ちください<(_ _)>