この『月々雑感』も6年目を迎えました。
ホームページにご訪問いただいた方に少しでも役立つような記事を綴っていけたらと思っています。月に数度の更新ですがちょくちょく覗いていただければ幸いです。
月々雑感
塗料の移り変わり
10月の半ばをこえて
朝は少し肌寒くなってきました。
現在、奈良市のNさま邸の塗装工事に入っています。
もうこれくらいの時期になりますと
屋根塗装の場合すこし注意が必要です。
というのも、場所によりですが
夜露(よつゆ)の影響でカラーベスト表面が
濡れている事が多く、朝一番からの作業ができません。
ですので
濡れている面にかんしては昼からの作業にして
1日1工程の作業になります。
奈良市Nさま邸 作業風景
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塗料というものは
それぞれの時代で流行り?みたいなものがあり
時代によって移り変わりがあります。
ここ20年で主な塗料を言いますと
・単層弾性
・水性ウレタン
・セラミック系吹き付け材
・水性シリコン
と、その時代に応じて変わってきました。
今の時代は、全体の流れとして
まだまだ水性シリコン・一液型のシリコンが主流ですが
あくまで弊社の場合ですが、ここ最近、ファインシリコンフレッシュでのご依頼が多くなっています。
このファインシリコンフレッシュは非公式ながら一般的には密着の関係で、塗装不可とされる素材でもこの塗料であれば塗装可能という話もあり塗料として優れています。
詳しくは、自信をもってお薦めする塗料をご参照ください。
散乱したペンキの除去作業
よく塗装前には洗浄を、と普段書いてますが
それを、大げさに言えば証明できたお話です。
先日、近所の中学校から連絡があり
イタズラであろうペンキの除去作業に行きました。
本当は2.3月放置してペンキが固まってから除去すると
いいのですが、石垣に青のペンキと
あまりにも見映えが悪いのでそんなわけにはいきません。
さっそく作業にかかる事になりました。
まだドロドロで乾いていないペンキを取っていくのですが
1センチちかく積もっています。
こういう場合はシンナーを使うと横に広がったり
地面にしみ込むだけですので使いません。
粘度が高いほどいいのです。
ある程度取ったところで、乾いていないペンキを
強制的に乾かすためバーナーを当てていきます。
で乾いたペンキを
金ブラシとほうきで取れるだけ取ります。
だいぶ取れましたが
まだうっすらと青いのが残っています。
最後に高圧洗浄で仕上げです。
ペンキ除去前
ペンキ除去後
キレイに取れました(^_^)v
学校の先生に
『こんなにキレイになるもんなんですね』と感心していただきましたが、じつは除去前から、これくらいキレイになると確信していました。
というのも
石垣もコンクリートである地面も長い年月で汚れ・コケが生えておりある意味、汚れの上にペンキがのった状態だったからです。
なので逆説てきに言えば、汚れてる上に塗装をすれば密着せず剥がれやすくなると言えます。
密着していない場合は
それだけの理由とも言えませんが
原因のひとつですね。
まあ、そんな理屈は置いといて(笑)
キレイになって面目が立ちましたし
『ありがとうございます』と感謝され
本当にいい仕事です、塗装屋は。
後日、感謝状をいただきました。
校長先生、ありがとうございます。
安さがウリの塗料店
先日、完了したお家のご紹介です。
枚方市Yさま邸 施工前
お家の躯体はしっかりしているのですが
既存塗膜は密着していませんでした。
足場組み立て後、まず始めたのは浮き箇所の徹底調査です。
浮き箇所撤去 ⇒ 高圧洗浄 ⇒ カチオンフィラー塗布 ⇒ ファイン浸透シーラー ⇒吹き付けタイル ⇒ オーデフレッシュSi
と工程が多いため工期が1ヶ月かかりましたが
ここまで手間をかけた分、安心です。 施工後
続いては
平野区のMさま邸です。 仮設足場組み立て後。
お隣との境が狭く、施工上ギリギリのスペースしかありません。
20年前の僕なら入れますが、今では到底無理です。(T_T)
僕以外は皆、ガリガリなんで大丈夫でしょう。
この記事を書いてる頃は、終盤になっています。
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先日、取引のない塗料屋さんが営業にきました。
営業と言っても塗料は塗装に関わることなので
こちらとしては歓迎です。
ご存知ない方のために補足すると【塗料屋さん】と言うのは塗料メーカーから材料を仕入れて当社のような塗装店に小売りする業者さんです。
お店によって、それぞれの特色があり
日本ペイントに力を入れてるとか、
関西ペイントの取引につよい、などの長所があります。
どのような塗料店であっても
私共のような立場からするとお付き合いしていて損はありませんし、そもそも、この方々がいなければ塗装店は成り立ちません。
ただ、この時の営業マンの
『ウチの単価知りません?安さなら負けませんよ』と
胸を張って言ってきたのには
一瞬で引いてしまいました。
これをお読みの方は
『ん?塗料なんかは安ければ安いほどいいんじゃないの?』
と思われるかもしれません。
誤解のないように書いておきますが
私自身『安さをウリにする事』を否定なんかする立場でもなく塗料自体は安いに越したことはありません。
その分、お客さまに還元できるわけですから。
ただ、
『材料の手配は早いです。しかも安いです』ならいいのですが、初っ端から一番のウリが安さなら
少し、考えてしまうのが本音です。
というのも
今まで、塗料店・協力業者も含めて安さをウリに
している業者さんには散々嫌な思いをしました。
急に連絡が取れなくなる。仕事が粗い。
二言目には『安いから仕方がないじゃないですか』などと言われる始末。
塗料の事を質問してもなしのつぶて。
結局、そんな事があるとお付き合いは終了してしまうのです。お互い後味も悪いです。
この時の営業マンの言葉にも
『塗料の安さを追求していませんので他をあたってください』とやんわり言って帰っていただきました。
家の塗装の場合には
塗料の選定が重要になってきます。
特に使ったことのない塗料の場合は
情報が少ないため慎重になります。
そんな時、こちらが聞いた質問には誠意に対応してくれる塗料屋さんのほうがありがたいのです。
創業時には
私自身も安さしかウリがなく件数はこなしていましたが、こんな事を続けていると廃業するのではないかというジレンマでもありました。
今だから言えるのですが
いい塗装工事というものは
適正な価格でないと無理だと考えてるのです。
PS
ちなみに、ぼったくられるのはもっと嫌いです(^_^;)
移転完了しました。
ご報告が遅れましたが
お盆すぎから開始した『引越し作業』は無事完了しました。
もう当分のあいだ、移転はしたくありません(^_^;)
そう思うほど疲れ果ててしまいました。
その事とは全然関係がないのですが
移転に伴いコチラの段取りの悪さで
1週間程度の期間ネット環境が遮断されていました。
お電話でお問い合わせいただく方には
支障はありませんでしたが
メールでお問い合わせいただいた方には
大変ご迷惑をおかけしました。
申し訳ございません。
一応、送られてきたメールは
携帯電話に転送されるようには設定していたのですが
コチラ側から返信を送る時、どうも文字化けしていたみたいです。
よくよく調べてみると
Iphoneなどの携帯電話からパソコンにメールを送ると
文字化けすることが多いらしく、サイト上にはその解決方法も載っています。
そういえば、
以前にも何回か
文字化けしたメールをいただいた事がありました。
その時は無知もてつだってか
外国からきたメールと勘違いしていたのです。
そのため
そのつど、ゴミ箱に入れていました。スイマセン
もしお心当たりがあるかたは
再度、お送りいただければ幸いです。
1Fが倉庫になっており2Fが事務所です。
お近くに来られた時はぜひお立ち寄りください。
移転が終わり、一週間以上経ちました。
これからは雑用に追われず、
施工会社らしくガンガン仕事していくだけです。
引き続きよろしくお願い致します。
【移転のお知らせ】
事務所兼倉庫移転のお知らせ 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 |
今、現在の倉庫兼事務所が手狭になりましたので
今月の8月31日をもって移転することになりました。
移転と言いましても、道路が一本筋違いなだけでして
現在のところから、100mくらいの距離です。
ただ、引越し作業はこの時期にしなければよかったと思えるくらいハードです。(^_^;)
旧住所 〒577-0006 東大阪市楠根1丁目3-10 ↓ 新住所 〒577-0006 東大阪市楠根1丁目2-15 お客様専用ダイヤル 0120-377-376 電話番号 06-6748-1756 FAX番号 06-6748-1757 ※電話・FAX番号はそのままです。変更はありません。 |
8月31日から9月2日の期間
メールでお問い合わせいただいた場合、
お返事が遅れる場合がございます。
またお電話で、お問い合わせいただいた場合もかかりにくいこと可能性があります。お急ぎの方は、090-8985-0943(永浜)までおかけください。
何かとご迷惑をおかけしますが
よろしくお願い致します。