この『月々雑感』も6年目を迎えました。
ホームページにご訪問いただいた方に少しでも役立つような記事を綴っていけたらと思っています。月に数度の更新ですがちょくちょく覗いていただければ幸いです。
月々雑感
梅雨明け
やっと関西、梅雨明けしましたね。
外仕事である塗装屋にとっては、予定が立て易くなりました。この夏は毎年ながらの事ですが猛暑が続くとの事。
最近のお問合せでも
遮熱・断熱の塗装に関するものが増えてきました。
遮熱塗装のパラサーモ・サーモアイシリーズ
断熱セラミックのガイナ、どちらもガンガン塗っていきます\(^o^)/
さて、話変わって
その梅雨明けと同時に完了した東大阪市のN様邸。
梅雨の後半時期と重なったため当初の予定より
長引きました。
N様、工期が長くなり申し訳ありませんでした。
快くご理解くださって感謝いたします。
作業状況の様子です。塗装仕様は和風住宅を活かした
下塗り・中塗り・上塗り・コーティングの4回塗り仕上げ。
下塗り 水性カチオンシーラー
中塗り インディアートセラ 1回目
上塗り インディアートセラ 2回目
トップ クリスタコート (汚れ防止)
そしてこちらが
先日より着工した四条畷市 I様邸。
実はI様邸、梅雨明け前後に工事着工。という事は決まっていたのですが
はっきりとした工事着工日が決まっていませんでした。
と言うのも・・・・
玄関先に住みついた、ツバメが巣立っていなかったからです(^.^)
今流行りの
いつ巣立つの?
今でしょ。
とは当然ならず
また、強制撤去する訳にもいきませんので
巣立つのを気長に待つしかありません。
場合によっては、着工時期を延ばすしかないな。と思っていたのですが、ツバメの巣立つ時期をお客さま自身が調べてくださって、結果そのとおりに旅立ちました。
ツバメ君助かったぞ。達者でな(笑)
おかげで工事着工です。
10期目終了
かなり本格的に梅雨入りした感じですね。
現在、着工分です。
◇ 茨木市 G様邸
外壁塗装 ファインシリコンフレッシュ
屋根塗装 サーモアイ4F
後半、雨が続き足踏み状態ですが
完了までもう少しです。
◇ 東大阪市 N様邸
外壁塗装 インディアートセラ+クリスタコート
日本家屋の雰囲気を残したいとのご要望で
インディアートセラです。その上に汚れ防止のためもう一層
無機系超低汚染コーティング剤【クリスタコート】を塗ります。
◇ 東大阪市 Y様邸
外壁塗装 TOTOハイドロテクトコートECO-EX
ジョイント部分のシール工事完了です。
数日乾かします。
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10期目終了
少し遅れた御報告ですが
先月、無事に10期目を終了することが出来ました。
15年前、いまにも潰れそうなボロボロの軽4を譲ってもらいスタートしましたが、その頃からすると、こんなに長く継続出来るとは思っていませんでした。
これも、働いてくれているスタッフ、塗料屋さん、メーカーさん、弊社に関わっていただいてる業者さん、何よりもご依頼いただいたお客様のお陰です。本当に本当にありがとうございます!
今期からは、新しいメーカーさんの塗料も積極的に
取り扱っていきたいと思ってます。
まずは
樹脂メーカーであるAGC旭硝子のフッ素 ルミステージ
断熱セラミックで有名な日進産業のガイナ
全てに万能な塗料なんてのは、まだこの時代はありませんから建物を確認しお客様のご要望を加味しながら提案していきます。また知識や施工力もさることながら安心して任せれる人間力も同時に磨いていきます。
数多くの塗装屋の中から選んでくださったお客様。
感謝しかありません。
これからも末永いお付き合いの程、よろしくお願い致します。
塗装業界のパイオニア
先週の日曜日昔からお会いしたかった、さいたま市の原島塗装店 原島さんにお会いする事が出来ました。
しかもお台場で(笑)
慣れないスーツにぎこちないピース^_^;
お会いした経緯は今度の機会に説明するとしまして
この原島さん、建築塗装の世界ではかなりの有名人。
塗装屋がホームページで一般のお客様から受注する。というスタイルを築きあげた元祖中の元祖です。この方に比べれば自分なんかは二番煎じ、三番煎じでしかありません。
自分のところがホームページを開設したのが2006年。
その二年くらい前だったと思うのですが、たまたまインターネットで調べ物をしていて原島塗装店さんのホームページを見つけました。
驚いたのはその中身です。普通の塗装屋(失礼)が一般のお客様から直接受注して経営されているのです。今となってはごくごく普通の光景かもしれませんが当時の自分の感覚で言えば考えられませんでした。
それもそのはずで原島塗装店さんのホームページ開設は1998年。ご本人は「自分なんか旬を過ぎてますよ」と謙遜されてましたが、先駆者にちがいありません。
その後、原島さんが【下請け脱却奮戦記】を出版。当然ですが自分にとってバイブルとなりました。ちょうどその頃、全てにおいてキツイ時代でしたので、この本でどれだけ勇気づけられたことか。
『もしかすると、自分も原島さんのように一般のお客様から受注出来るのではないか。』そんな世界を夢見てホームページを持ちたいと思ったのです。
また原島さん御自身、日本ペイントとも懇意にされており、新商品がでればその塗料の特性を原島さん御自身が解説されたりしています。
実は弊社はそれまで、他社メーカーの塗料を好んで使っていたのですが日本ペイントを主力に替えたのも原島さんの影響です。
そんな方とお会い出来たので最高の一日でした。
塗装屋である自分が家を塗り替えて欲しいと思う
原島さんのホームページはコチラ→ 原島塗装店さん
長年の疑問
Youtubeに動画をUPしました。
去年撮影したままUPするのを忘れてた動画です。
屋根の洗浄は普段見ることがないと思いますのでご参考ください。
上の動画とは別のお家ですが、高圧洗浄する事により
ここまでキレイになります。
表層の塗膜は、ほぼ剥離できてますので安心です。
ここから下塗りがスタートします。
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長年の疑問
普通の人なら気にしない事かもしれませんが
職業柄、どうしても意識して外壁を観察してしまいます。
その外壁の事で
数年前から疑問に思っていた事がありました。
それは、会社の近所にある
工場の外壁がいつまで経っても真っ白で綺麗なこと、です。
その工場、塗り替えをしたのは確か7、8年前。
元々、茶色い色褪せた外壁を真っ白に替えたからよく覚えています。
外壁の種類で言えばALCであり、軒(屋根から伸びてる部分)もありませんので雨や紫外線がモロに当たります。通常、そのような条件の建物ならシリコンクラスの塗料であっても塗り替えから数年経っていれば多少の汚れがあってもいいはずです。
特にサッシ窓の角の部分から水アカの黒い筋は、
新たに部材を取り付ける以外に防ぎようがありません。
ところが、その工場の外壁には汚れが一つも付いていないのです。
数か月前に塗装工事が完了したと言っても誰も疑わないでしょう。
それくらい、真っ白で綺麗なままなのです。
そこの前を通るたびに、疑問に思っていました。
どこのメーカーの塗料を塗っているのやろ?と。
それが先日、数年来の疑問があっさりと解消しました。
TOTOエクセラの方とお話しする機会があって
『あの建物の外壁はTOTOのハイドロテクトですよ。』とお聞きしたのです。
そんなことなら
早く聞いておけばよかった(笑)
ご存じかもしれませんが
TOTOのハイドロテクトカラーコートECO-EXは光触媒の技術で、雨で汚れを洗い流す機能がついた塗料です。詳しくはコチラ
それにしても
ハイドロテクトはスゴイです。
他メーカーもそれぞれの特徴があっていいのですが
汚れだけに関すると、TOTOハイドロテクトは他メーカーの追随を許しません。
自分のところが塗ったわけでもありませんが
なんか嬉しくなってしまいました。(^.^)
【TOTOハイドロテクト カタログより参照】
ここ最近では弾性タイプ(伸長率200%)であるハイドロテクトカラーコートECO-SPも発売されていますので、施工業者としても今後注目しています!
PS
本当に梅雨入りしたのでしょうか(^_^;)
猛省します。
先日から着工しました河内長野市N様邸
屋根 サーモアイSi
外壁 水性サーモアイウォールSi
屋根・外壁とも遮熱仕様です。
昨日から着工の豊能郡のM様邸
屋根 パラサーモSi
外壁 パーフェクトトップ
本日から着工の豊中市 Dマンション様
屋上 アスファルトトーチ工法
ベランダ ウレタン防水通気緩衝工法
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猛省します。
塗装ブーム到来でしょうか。
そのため施工例の更新をほとんど出来ません(^_^;)
施工事例を載せないで欲しいというお客様が続いていましたので、
若干救いでもあります。
ここ最近のお問合せいただく傾向としましてはホームページからのお客様とは別に以前、施工させて頂いたお客様からのご紹介でお声がけいただく事が多くなりました。
実際の作業ぶりを見て頂いたお客様からのご紹介ですので少しは認めていただいたかな?という事になりますので本当にありがたいことです。気に入っていただける様な提案を出来ればと思います。
ただいいことばかりではありません。
先日、塗装の説明をしている最中お叱りをうけました。
塗り替えの際のリスクを説明をした時それを強調するあまり、どうやらお客様に不安を与えてしまったようです。
お叱りと言っても言葉を選びながら温情のある言い方をしてくださったので余計に申し訳なく感じます。
少し捕捉すると、ある種類の外壁に塗装すると、剥がれや浮きが発生する可能性があります。そのリスクを必要以上に強調しすぎてしまったのです。
そんな塗装屋の理屈を長々と聞かされるお客様側はたまったものではありません。
もちろん、その辺りの告知は重要。でもお客様が期待しているのは施工会社の気構えであり心意気の部分。
尊敬しているリフォーム屋の社長は懇意にしているお客様には「永久保証」を付けています。塗装を知らない営業マンが契約欲しさに30年モチます。と言うのと訳が違いそれだけの信頼関係をお客様と施工会社のあいだで築いているのでしょう。
今回の自分自身がどうかと言うとそれこそ『物売り』になってる証拠。相見積りさえせず信頼してくださったお客様にする言動ではありません。
そんな中でも救いはご契約いただいたこと。自分が逆の立場なら当然断ると思いますが、感謝しかありません。少しでも名誉挽回して精一杯応えたいです。
ちょうど来月から11期目がスタートします。
猛省して人間力を磨きます。