この『月々雑感』も6年目を迎えました。
ホームページにご訪問いただいた方に少しでも役立つような記事を綴っていけたらと思っています。月に数度の更新ですがちょくちょく覗いていただければ幸いです。
月々雑感
謹賀新年 2014年
昨年はたくさんのお客様に出会うことが出来ました。感謝。
本年もスタッフ一同、お客様にご満足頂ける工事を心がける所存でございますので、何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
皆様のご健勝を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
新年は1月6日(月)から平常営業とさせて頂きます。
今年一年ありがとうございました。
今年一年ありがとうございました。
年末年始休業のお知らせ 2014年1月1日(水)~2014年1月5日(日) までの期間、休業させていただきます。 お電話でのお問合せは 2014年1月6日(月)午前8:00以降にお願い申し上げます。 メールでのお問合せは随時受け付け中です。 メールでのお問合せはコチラになります。 休業期間中に頂戴したメール問い合わせ等は 2014年1月6日(月)より順次対応させて頂きます。 あらかじめご了承頂けますようお願い申し上げます。 |
去年の同じ頃、年末年始休業のお知らせを書いたのですが
ついこの間の様な感覚です。一年、あっという間ですね。
さて、今年も一年を通じて、忙しくすることが出来ました。
それもお問合せいただいたお客さまのお陰です。
本当に、本当にありがとうございました。
至らぬ点も多々あったかと思いますが、
弊社をご用命いただき感謝申し上げます。
今年、最後にお客さまの声をお書きくださったお客さまから
『たくさんの目に見えないお客様がお待ちになっていると思います。』
というお言葉をいただきました。
2014年も新しいご縁が出来る事を心待ちにしております。
新年は1月6日からになります。
日本塗装名人会 始動!
先日の6日、7日と鹿児島まで行ってきました。
目的は【日本塗装名人会(ジャパンペイントマスターズ)以下JPM】の会議に出席するためです。JPMはその名の通り全国の塗装専門店が所属している団体です。
会長は鹿児島県の㈲西谷工業の西谷社長になります。
ではこのJPM。一体どういった団体なのか?
一番の末端会員でありますが(笑)自分なりの解釈でお伝えします。
近年、ネットの発達によって様々な事が便利になりました。インターネットで本を注文すると当日に配達してくれ、パソコンの前で簡単な質問に答えると生命保険にまで入る事が出来、また何かの情報を調べたい時は文字を入力するだけで世界のありとあらゆる情報まで手に入れる事が出来るようになりました。
事実、弊社もこのインターネットの恩恵をあずかった業者の一つであり、過去を振り返ってみてもインタネットがなかったらお客様と出会う事もなく、そこには感謝しかありません。
ただ、このインターネットに関してここ最近、塗装業界だけの話で言えば『ある違和感』を感じていました。
それは、塗装工事の『と』の字も知らないインターネット業者が塗装専門家を名乗り塗装ホームページを開設しだしている事。
人の商売に横槍を入れる気など全くありませんが、結局困るのはそれと気づかず依頼する消費者側です。専門家でもない人間が専門家を名乗ってるわけですから。
たまに塗装工事を知らない人から『外壁塗装ってペンキを塗るだけでしょ?』と言われることがありますが(笑)いやいや、これがなかなか奥が深いんです。この塗料はここには塗ったらダメ。この塗料を使う時はこういうところに気を付けなければならない。など自分自身25年以上この仕事をしていますが知らない事も山ほどあります。
とてもじゃないですが昨日や今日インターネットの知識だけで理論武装した人間が答えれるほど簡単な世界ではありません。
それでも、そういうホームページが一般受けするのは
・ホームページの見せ方
・マーケティング能力
が優れているからです。
西谷会長は以前からこの事を危惧しており今回お声がかかったので参加する事となりました。
つまりですが、JPMは塗装工事を全く知らない消費者に『本物の塗装・本物の塗料』をお伝えしていく団体になります。
趣旨を説明する(有)西谷工業の西谷社長。
熱心に耳を傾ける会員の塗装業者さん。
急な集まりでしたので参加は少ないですが全国の塗装業者さん。
翌日は昼の飛行機で大阪に帰る予定でしたが、急遽西谷会長が段取りしてくださり【知覧特攻平和会館】まで行ってきました。西谷会長、一見コワモテに見えますが優しいんです(笑)
鹿児島中央駅から車で1時間。山道を超えて降り立った地は静寂で、上手く表現は出来ませんが空気が凛としています。
会館の前で群馬の(株)ミヤケンの宮嶋社長と記念撮影。
館内は写真撮影禁止ですので写していませんが、二十歳にも満たない少年兵が見せる出撃前の愛くるしい表情が印象に残りました。
帰りの車に乗り込む際、近所の子供でしょうか。キャッキャッと小さい男の子と女の子が遊んでいました。70年近く前、この同じ場所から零戦が飛び立ったとは思えない程、ほのぼのとした風景です。好きな仕事が出来、家族と仲間と同じ時間が過ごせる。何でもない事ですがありがたいですね。しみじみそう思います。
隔世の感
まずはこちらの写真をご覧ください。
これは福岡県朝倉市の(資)上野塗装店さんが主催された夜須高原記念の『ペンキ塗り体験 ボランティア』の様子です。
代表の上野さんは塗魂ペインターズの先輩であり、この塗装ボランティアは数年前からされてるとの事。
画像の最後は上野さんとこの次男坊 桐丸君のピースサイン。
ベンチや椅子を、子供さんからお年寄りまで老若男女区別なく刷毛を持ってペンキを塗ってる姿。このような光景を見てつくづく『いい時代になった』と感慨深く感じました。
けして自虐的に言う訳ではないですが、自分が初めて勤めた頃の25年前、塗装業は世間から認知されていない職業でした。いや、全てがそうだったとは言いませんが自分の周りの環境も含め、少なくとも自分はそう感じていました。
今となって塗装業は一般のお客さまから直接ご用命を受ける事も多くなりサービス業としての体を成していますが、25年前はそうではありませんでした。
そのあたり、当然と言えば当然で、あの頃の職人さんは昼休憩時から酒を呑んでるのも多かったですし、立ち小便はその辺で済まし、くわえタバコでの作業。出張に行くと皆が集まり夜遅くまで花札をしている姿をよく見ました(笑)
何につけモラルに対してユルい時代です。当時それはそれでよかったかもしれませんがサービス業とは程遠い存在でした。
ある本の一節にこんな話があります。
時代背景は同じく20数年前。塗装屋の息子が付き合ってる彼女の家へ訪れ、『娘さんをください』と言うと、相手の親御さんが『ウチの娘を塗装屋なんかに嫁がせるわけにいくか』と門前払いされ、結局その二人は別れてしまいます。
自分自身、こんな経験もなければ職業差別を感じた事はないですが(鈍感なだけ?)この時代ならこんな事があってもおかしくないんだろうな。とその本を読んでいて思いました。
話は戻りますが、一般の方を交えての塗装体験・親子での塗装作業はそんな時代から考えると隔世の感があります。業界にとってはホントいい時代になりました。
永い間成熟期である塗装業が、世間の皆様から認知され日の目を見る事が出来るのも、この様な地道な活動を続けられてきた先輩方のお陰です。
桐丸君、次回は一緒に塗ろうぜ(^^)v
年内施工の予約受付は終了致しました。
表題のとおり年内中での施工をご希望されてた方には大変心苦しいのですが、【年内中での施工】の受付は終了致しました。
例年にないお問い合わせの数々。ここ最近はほぼ毎日お問合せを頂いております。ありがたいことです。ありがたいことではありますが無理に施工し逆にご迷惑をかけてしまう事も想定できますので、そのあたりを考え受付は終了致しました。
どうもこれは塗装業界だけではなく建築業界全体が好景気になってるらしくアベノミクス?増税前の駆け込み需要?様々な要因とのこと。不景気、不景気とここ数年続いていましたので少しでも日本全体の景気が上向きになるのは喜ばしい事ですね。
先日、依頼頂いたお客様に年内での施工は無理なんです。とお伝えすると『では来年でいいので御社で施工してください』と言っていただけました。
本来であれば、じゃあヨソで。と言われても仕方がないところです。こちらの都合にも関わらずそう言っていただけた事に感謝致します。ありがとうございます。その分、いい仕事で返させて頂きます。