この『月々雑感』も6年目を迎えました。
ホームページにご訪問いただいた方に少しでも役立つような記事を綴っていけたらと思っています。月に数度の更新ですがちょくちょく覗いていただければ幸いです。
月々雑感
原島塗装店さん訪問
原島さんについては一年ほど前に書いた記事をご覧ください。⇒塗装業界のパイオニア
原島さんにとってこの一年間は辛い年になったでしょう。
というのも去年の暮れに妹さん、今年の10月にお母様。と短い期間の中で大切なご家族を二人も病気で失いました。
会者定離・・・。
愛別離苦・・・。
去年自分も経験しましたが、生まれた時から当然のごとく居るはずの家族を失う。その辛さは当事者でしかわかりません。
しかも一年で二人もとなると相当なものでしょう。
顔を見て元気だったらそれでいい。
そう思ってさいたま市まで行くことにしました。
同行したのは成田塗装の大倉社長です。
今回の言いだしっぺでもあります。
着いたのは、夜の7時をまわっていましたので真っ暗になっていましたが看板をパチリ。
昔からいつか訪れてみたい。と常々思っていたペイントカフェです。
ピンポンを鳴らし、出てきてくれたのは原島さんです。
『ほんとに来たの?~入って、入って』
と笑顔で迎えてくれました。
仏前には、お母様の若い頃のお写真が並べられており、お母様に対する愛情の深さがヒシヒシと伝わってきました。今はお辛いでしょうが時間が解決してくれることでしょう。
この後
『せっかくきたので、、』ということで御飯に誘っていただきました。こんな機会もそうそうにないので、短い時間でしたがじっくりとお話させていただきました。その中で印象的だったのが、「らしさ」と「在り方」のお話しです。
現在、群雄割拠の状態にある塗装業界のWEBサイトですが、元祖を紐解けば原島さんに行き着くということに異論を挟む人はいないでしょう。
15年前、WEBサイトで一般のお客様から受注する。という背景には
・一部の元請けからの理不尽な要求。
・下請け・孫請けでの苦しい現状を変えよう。
・塗装業として世間に認知していただこう。
という思いからスタートしたと認識しています。
原島さんの著書にもそう書いてあります。
そのお陰で、後発組の我々はずいぶんと仕事をしやすくなりました。
一般の方が見ず知らずの私に連絡をくださり仕事を頂戴できること。また、ボランティアでは小さいお子さんと一緒にペンキを塗れること。
昔からすれば考えられない世界です。
業界の地位向上と発展。
これは、原島さんをはじめとした先輩方のお陰であります。
原島さん曰く
『会社を大きくするとかよりも自分は背伸びをせず、原島塗装店にご依頼くださったお客様にいい品質の工事を提供していき、そしてこれからも全国の塗装店の仲間と交流を深めていきたい。それが自分らしさであり、原島塗装の在り方。』とのこと。
近々、今度は原島さんが大阪に来られるそうなので、その時は駆け付けたいと思います。突然の訪問にも関わらず、快く迎えてくださりありがとうございました。
新 外壁色登場
日本ペイントのカタログに新しい色が加わりました。今までのカタログは標準色として28色ありましたが、19色を新たに追加。
計47色となりました。
外壁の色選びとしては本音のところ、今までの28色は若干少ないように感じていました。もちろん標準色で決まらない場合は日本塗装工業会が発行しているポケット版から選べばいいわけですが、標準色で選んでいただいた方が色選びに失敗しにくく、新色により選択幅が広がるのは大歓迎です。
ぱっと見たところ、ND-376、ND-372なんかはいい色合いだと思いました。自分好みです。ND-371もいいですね。いやちょっと待てよ、ND-530も落ち着いていい、、、なんて先ほど独りで眺めていました(笑)
もちろん、よくでるパーフェクトトップ、ファイン4Fセラミックなど戸建て住宅で比較的よく使う塗料は対応可能となっています。
今、ちょうど数組のお客様が色選びの検討に入られていますので直送でお送りしたいと思います。
訪問販売の外壁塗装提案
先日、お問合せいただいたお家にご訪問したのですが、一瞬家を間違えたのではないか?そう思うくらい綺麗な外観でした。それもそのはずで築年数は数年のお家。
よくよくお客様に聞けば、つい最近訪問販売の業者様が回ってきて壁の不具合を指摘されたとの事。
その指摘された箇所を見てみると・・・
うーん、別になんともないですが。
どうしても塗って欲しいというご要望であれば、仕事なので御見積りしますが、今はまだ必要ではない。そう判断しました。
正直、ここ最近このパターン続いています(笑)
ほとんどの方が
『安心しました。相談してよかったです』
と言ってくださるのがまだ救いですが・・・
訪問販売の業者様から指摘を受け、あるいはハウスメーカー様の定期点検によって外壁が気になりだす。そこで弊社にお問い合わせをいただくこと。これは大変多いです。その結果、施工したお家は数多くあります。
たまたま自分が知らないだけで、そのような流れになったお客様もいることでしょう。なので結果的にはその業者様がきっかけ作りをしてくださってるわけで心境としては複雑です。
営業スタイルはそれぞれなので、ウチがどうこう言う事でもないのですが、それでも自分が判断して不要なものは不要だということです。もちろん、ケースバイケースで塗装工事が必要と判断するときもあります。
時期がくればその時にされたらいい。
『その際はぜひ弊社にご連絡を。』の一言と名刺をお渡しするのは忘れていません(笑)
月々雑感プチカスタム
ご報告ってほどの事でもないですが、この工事日記『月々雑感』をプチカスタムしました。
以前のは、記事がずらっと下までスクロールしなければなりませんでしたが、ご覧のとおり左右のメニューに・月別・題名でまとめてみました。
まだ、もう少し編集の余地はありますが、以前に比べ見やすくなったのではないかと思っています。
自分の中で塗装工事に関することはこの工事日記。日常のプライベートなことはライブドアブログという位置づけをしています。
この工事日記を始めたのは2010年の3月ですから、今から4年以上前のこと。当時は『アメブロでアクセスを10倍増やす方法』とかが流行っており知人からそういうセミナーの誘いもありましたが、自分の中ではいまいちピンとこなかったの参加しませんでした。
そもそも、工事の日記は自社のホームページに書いた方がまとまりがいいし、塗装工事に興味のない人をたくさん集めても意味がない、と思ったからです。
結果、現在では一般論として自社のホームページにブログを載せる事が推奨されています。このあたり正解はありませんので一概には言えませんが。
誰にも言われないので言いますが、そういうとこに浮気をせずコツコツと自社のホームページに記事を増やしてきたこと。自分で自分をほめたいと思います(笑)
しかし、今回ちょっと大変だったのは移行作業です。古くに書いた工事日記を新しい場所に移していく、いわゆるコピペするだけなのですが数がそこそこありますから、半日くらいの時間を費やしました。
自分の書いた記事ではありますが、(へーこんな事書いてたんや)とか(あ~懐かしい~)と読み返しながらそう感じていました。中には恥ずかしくて消去したい衝動に駆られた記事もありましたが、それも歴史なんでグッとこらえてそのまま掲載しています。
たまに、お客様から『あの記事読みましたよ』とか『あれはどういう意味だったのですか?』と聞かれることがあり、そういう反応があった時は平静を装っていますが、心の中ではスキップしております(笑)それぐらい嬉しいです。
引き続き月数回ペースですが、工事日記『月々雑感』をよろしくお願い致します。
社長TV
約一か月前に撮影した『社長TV』の動画がUPされました。
※7分程度の動画になります。お時間のある時にご覧ください。下記の画像をクリックすると、社長TVサイトに移動します。
社長TVは全国の社長が自社の事について語る。というインターネットの動画サイトです。
以前から静岡の同業者さんである(有)アップリメイクの齋藤社長が出演されており、今年の初め齋藤社長にお会いした際、社長TVについてお聞きしたところ『評判は上々ですよ』とお聞きしたので出演する事に致しました。
余談ですが、齋藤社長が社長TVの中で【自分の鞄の中にはいつも松下幸之助さんの本を入れてる】と語っていましたので、ちょっとイジワルに『齋藤さん、鞄の中に本入ってる?』と聞くと本当に入っていました(笑)疑ってすいません。
さて、撮影時は聞き手の方が上手だったせいか緊張も特になかったのですが、自分の事を語るのって難しいですね。こういうのに出演すると疲れがどっとでます。
10月はこれ以外にも、一般雑誌、業界新聞の2社から取材をお受け致しました。なぜ自分が?と謎ではありますが、それはともかくそれぞれ今月中に発行予定と聞いております。ご興味ないでしょうが(笑)そちらも発売したらお知らせしますね。