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手抜き?塀の塗装をした後のふくれについて

大阪府のお客様からのご質問
カテゴリー名:施工後
Q.

2年前に知り合いの塗装屋に塀を塗ってもらいました。

いい仕上がりだと大変満足していたのですが、先日犬の散歩中にふと見ると塀が風船のように膨れているのを確認しました。手抜き工事でしょうか?

知り合いなのでそこを指摘するのは抵抗があります。
ただ実際はどうなのか教えてほしいです。

A.

 

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ご相談ありがとうございます。

 

お知り合いに頼まれたのですね。知り合いに依頼すると何もない時にはいいのですが、何か合った時には言いにくいので困った。とよく聞きます。安心感はあるのですが。

 

さて塀の塗装についてです。
塀はブロックで積み上げているケースが多く、雨の影響を受けやすく、また地面からは湿気を取り込みやすい箇所になります。

 

塗る前は大丈夫であっても(膨れていなくても)新たに塗装し完了した後に、塀の中に溜まった湿気(水分)が太陽の日差しによって温められ、塗膜の膨れにつながります。

 

施工した業者さんから事前の説明不足な点はあったかも知れませんが、文面から察するに、構造上塀の膨れは避けられにくいので致し方ないのでは?と感じます。

 

ただそうは言っても対策がないわけではありません。外部からの水はシャットアウトし内部の湿気は放出するという機能をもった『透湿性のいい塗料』を選択すると膨れの可能性は低くなります。

 

塗ったら膜になる艶有りのタイプより、粒子の粗い艶消しタイプの方が後々ふくれは起きにくいです。

 

よく塀に割れ(クラック)があることから弾性系の塗料を塗ったりするのを見聞きしますが、弾性塗料は透湿性が悪いので膨れやすく塀の塗装にはむいていません。

 

以上になります。
また分からない事がありましたらご質問ください。

 

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