日本ペイントのUVプロテクトクリヤーに新しくフッ素タイプのクリヤーが加わりました。
ご存知がない方にご説明しますと、日本ペイントのUVプロテクトクリヤーは現在のサイディングの意匠性を一切変えずに保護をする透明の塗料です。
もしかすると、家を建てる時に「こだわってサイディングを選んだ」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そろそろ塗り替えはしたい・・・でも現在の模様が気に入ってる。
そんな方にはピッタリの塗料で、外観の雰囲気はそのままで、サイディングの寿命を延ばすことが出来ます。
下の画像に『どちらがいいですか?』と書いてありますように、いわゆる【塗りつぶし(右側)に抵抗感のある人】にはおススメ塗料です。
高意匠サイディングボード用セラミック系外壁保護クリヤー
ただし、注意点がありまして施工出来るのはサイディングを貼ってから(新築から)10年位の外壁になります。もちろん10年と言うのはあくまで目安で、10年を越えていたとしても、色褪せしていない、劣化していない外壁には施工可能です。
※このあたりは現場判断です。
ちなみにですが、チョーキング(手に白い粉が付く)が起こるのは、樹脂に顔料が入ってるためです。その顔料が紫外線にやられる為に、色褪せ、塗膜の劣化が始まるのですが、UVプロテクトクリヤーは樹脂だけで形成された塗料なので劣化しにくいのが特徴です。
チョーキング現象。
今までのUVプロテクトクリヤーはシリコン樹脂系のみの販売でしたが、今回はさらに進化させたフッ素樹脂系の4Fクリヤーバージョンが登場です。
日本ペイントの主力商品であるパーフェクトトップと同じく、息の長い塗料になる予感がしています。