数日前、女性の方から一本の電話がかかりました。
「失礼な事をお聞きしますが
おたくは、営業を回っている塗装屋さんですか?」
なにやら声のトーンが低かったので、何事かと思い
「どうかされましたか?」
と御聞きすると
「実は、、、父が認知症で、
外壁塗装を契約したのですが
おたくの会社ではありませんか?」
とのこと。
もちろん、即座に「ウチではありませんよ」と
否定しましたが、電話がかかってくるあたり
もしかすると、弊社の名前を語ってる、
あるいは似た名前の会社が、認知症のお父様と
工事契約をしたのかもしれません。
訪問営業全てを否定する気はありません。
今ではモラルを重視した会社も多いでしょう。
ただ、いつの時代であっても
こんな輩はでてきます。
自分の身は自分で守る。
それが無理なら、家族、地域で守る。
哀しい世の中ではありますが
それが現実です。
国民生活センターによると
2013年(去年)から認知症等高齢者の
消費者トラブルが急増しているそうです。
それも、ヘルパーさんやお子さんが何かおかしい、と
気付いたケースがほとんどだそうで、
中には未だ騙された事に気づいていない場合もあるんだとか。
見守りと気づきのチェックリストを貼っておきます。
御身内にそういう方がおられる場合は
どうかお気を付けください。