先日、日本ペイントまで行ってきました。ハナコレマイスターの試験を受けるためです。
ハナコレマイスターとは外壁の色彩に特化した日本ペイントの個人資格。もちろんマイスターにならなくてもお客様に色彩アドバイスは出来るわけですが『より深く』という意味で受講して来ました。
大阪に本社がある日本ペイント。ふだん弊社の主力塗料として提案させていただいていますが、ここに来るのは初めてです。
入口には銅像があり、左の方が茂木重次郎さん。1881年に日本ペイントの前身である光明社を設立した創業者。
右の方が小畑源之助さん。大正9年世界恐慌の余波で窮地に陥った経営を一切任せられて、大改革を実行して建て直されたことから、「日本ペイント中興の祖」とよばれているそうです。
さきほどインターネットで調べました(笑) それにしてもですが1881年といえば今から130年以上前の事、歴史を感じますね。
さて、ハナコレマイスター講座の午前中の様子です。
テーマは色彩について。『可視光線』『ナチュラルハーモニー』今まで生きてきて初めて聞くワードにチンプンカンプンです(汗)
その中でも印象に残った言葉は『師在自然』。文字通り自然に師あり、という意味ですが都会であっても、田舎であっても、自然と調和がとれなければいけないという考え方です。
塗装工事で言えば、周りの景観を害した外観ということで裁判になったとニュースで見たことがあります。
裁判は特殊な例かもしれませんが、ふだん住宅街を歩いていても周りと調和がとれていない?あるいは周りから浮いた?外観を見ることは少なくありません。おそらく御施主様の強い要望で塗っているのでしょうが、そのあたりは業者として気をつけたいですね。
午後は日本ペイントの一押し塗料パーフェクトトップについて。
講師は原島塗装店の原島さんでしたが写真を撮るの忘れました。というよりもその後に試験が待ち構えていましたので、そんな余裕がなかったのが実状です。
以前に書いた記事。原島さんについてはコチラ
講習がすべて終了してから、一時間の試験です。
誰でも受かるだろう。となめてましたが、めちゃくちゃ難しかったです。今回のハナコレマイスターは大阪と東京で開催されており、東京では不合格者続出と聞いていましたが、その噂通り難問だらけでした。自信ないな~と思っていましたが、、、
後日、合格証が届きました(^_^)vあれで受かったのかと一番本人が驚きましたが、再試験はまぬがれたようです。
ハナコレマイスターは次回開催の予定がなく、もしかするとこれで最後かもしれません。実は数年前に受けようとしましたが仕事の都合で断念。ですので今回は受けておいてよかったです。
これからは、今回勉強した事を活かしていきます。
最後に、日本ペイント新商品のご案内です。日本ペイントでは毎年新商品をだすのが決まりだそうで、今年も新たにラインナップされました。
◇ファインパーフェクトトップ
新しく発売されたファインパーフェクトトップは樋・庇・雨戸などの付帯部に塗れる溶剤型の塗料です。今までのパーフェクトトップは水性の外壁用ですので付帯部に塗れませんでした。これからは外壁・付帯部ともにラジカル制御型での塗装が可能です。
弊社は付帯部をフッ素に切り替えましたので使う事は少ないかもしれませんが、塗った時の隠ぺい力に優れていると聞いています。一度は使ってみたいですね。
◇パーフェクトトップ ローズ
パーフェクトトップ ローズは塗るとバラの香りがする塗料です。外壁塗装の際の匂いは塗装工事において避けられないものです。それが気になる場合は、このパーフェクト ローズがいいのではないでしょうか。塗ってから一週間程度は匂いが持続するそうです。
日本ペイントが提案するお客様自身が塗替えを楽しみましょう、というコンセプトで発売されました。 が、洗剤みたいなネーミングだ。と思ったのは僕だけではないでしょう(笑)発売して間もないので当然塗った事がありませんが機会があればぜひぜひ塗って見たいですね。
その他にも、ファイン4Fセラミックの高弾性タイプも発売されました。これは硬化剤を弾性用に替えるだけで高弾性仕様になる、という優れもの塗料です。これは近々使う予定です。
試験に受かったから言う訳ではありませんが(笑)
今年も日本ペイントの塗料を推していきます。