先月、完了したお家の作業風景です。
施工前、外壁に【つる植物】と言うのでしょうか。びっしり張り巡らされていました。これは、お客様自身が好んでされたものではなく裏のアパートから派生したもの。
撤去方法は色々ありますが、今回は手で取れるだけとって、根の部分は電動工具で撤去。その後、高圧洗浄から外壁塗装の工程になります。
こういう手間のかかる作業は嫌がられるとお思いかもしれませんが、その逆で業者にとってはやりがいを感じるものです。今現在、お客様から直接ご依頼いただける立場ですとこういう工事こそ充実感を得ることが出来ます(^_^)v
吹き付けは不安
先日、契約していただいたお客様から『外壁塗装は吹付けするんですよね?』と不安そうにお聞きになられたので『いや、全てハケ、ローラー作業での手塗りですよ』と言いますとホッとした表情をされました。明らかにコチラサイドの告知不備ですが
外壁塗装=吹付け
とお思いの方も多いのではないでしょうか。
もちろん塗装仕様によっては吹付けをする事もありますが戸建て住宅に関して言いますとここ数年は吹付けガンは、ほとんど使ったことありません。(補修吹きを除く)
理由は大阪などの家が密集している地域では塗料の飛散が怖いからです。
塗料の飛散は塗装屋にとって一番神経を使うところです。
複雑な形状をした屋根瓦の場合ですと(吹付けをしたら1.2日で終わるのになぁ)と思っていても我慢、我慢(笑)
ハケ、ローラーで塗ると飛散は一切ないとは言いませんがほとんどの場合は飛散トラブルは回避できるでしょう。
万が一の時のため、保険も入っていますが、そんな問題ではありません。工事が終わると、私どもはそのお家から離れる事になりますが当然、お客様とご近所の方とはこれからもお付き合いする事になります。そこで変なトラブルを残したくない。そのような思いから、ハケ、ローラー塗りでの施工方法をとっています。