通常、梅雨に入るとヒマになるものですが今年はなぜか?バタバタしております。
施工中・完了の現場をほぼ、写真のみになりますがご紹介。
奈良市・柏原様邸の屋上防水は、いろいろ考えた結果、塩ビ系シート防水絶縁工法で施工させていただく事になりました。
で、前回お話してた通り、砂利の撤去からスタートになります。
既存の下地とを密着していない工法になりますのでのちのちの膨れ(フクレ)がなく、シート自体の耐久性が強い安心の工法です。
続いて、淀川区のH様邸 塀塗装工事。
既存の塗膜の大部分が浮いており、撤去から始めます。ブロックで出来ている塀の場合、内部が空洞になっています。
今回の塀も同様に空洞があり その中には、長年にわたっての雨水が溜まっていました。
最後の写真は、ドリルで穴を開けると勢いよく飛び出す雨水です。ちょっと分かりにくいですが・・・
続いての松原市の妻屋様邸。
残るは足場解体のみとなりました。ハウスメーカーさんで建てられたただけあって鉄部は※塩ビ鋼板がつかわれています。
(鋼板に、ポリ塩化ビニール樹脂をコーティングした鋼板です。)紫外線に強く耐久性が強いのが特徴です。
その部分を塗装の際はちょっとだけ注意が必要です。通常の塗料で、その塩ビ鋼板を塗ると可塑剤が浮かび上がってきますので、
塗って数日経っても手で触ってみると表面が塗りたてのように引っ張ります。指紋が付くような感じでしょうか。 それを防ぐため弊社では専用の下塗り材を塗っています。
今回、梅雨前の施工をご希望でしたが例年よりかなり早く梅雨入りしましたので工期も長くなりました。そのあたりを、ご理解いただきましてお施主様には感謝いたします。
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少し前に完了したお家の方から御見積前の下調べの時点で
『必要なものを省いてまで安くして欲しいとは思いませんので必要なものはキチンとしてください』とお伺いしました。
普段からそう意識しながら提案しているつもりでいますが 改めて言っていただけると提案しやすくなります。
で弊社の提案をご了承いただき施工となったわけですがまた別のお家の相見積もりの中で他社さまの提案の中で弊社が記載していない項目がありました。
つまり弊社側は【ここは傷んでいないので必要ない工事】と判断し他社さま側は【いや、ここも今後のためには必要な工事】と判断したわけです。
見解の相違?ということでしょうか。
もちろん、その箇所の存在を知らなかったから記載しなかったわけではなく次回の塗替え工事まで充分持つと判断したわけです。
場合によっては、逆になる事もあるでしょう。
ただこれに関してはリフォーム工事の場合、どちらが正しいという事はないと言えます。
依頼いただくお家のほとんどの場合は、築10年経っていますのでもちろんやるに越した事はありませんがその工事をするには、費用がかかるのも事実です。
金額が安い場合はそれもいいのですが、高額になる場合にいたっては、そうそう簡単に提案はできません。
そんな時の自分の判断基準は
『自分の家だったらどうするか?』につきます。
この判断基準が絶対だとは申しませんが 自分の家で必要のないものは、施主様側に薦める事もありませんしその逆も然りです。
そんな感覚で見積もり提案しています。
※上記の話とは全然関係ありませんが(^_^;)
御見積りをお待ちいただいているお客様には申し訳ありません。急ぎますのでもう少しお待ちください<(_ _)>