枚方市のS様邸が仮設足場の撤去のみとなりました。
GW明けからのスタートで前半には雨が3日間続き、だいぶ工期が延びそうかなと思っていましたがその後は快晴続きで順調にペースを上げ完了目前です。
しかしここで気を抜いたらいけません。
最後の最後、足場の撤去時に事故(この場合は、お家のどこかを破損するという意味)が起こるというのはよくある話なので気を引き締めます。
奈良市の柏原様邸も外壁の塗装は、ほぼ終わり防水工事のみとなりました。
当初の予定になかったのですが、内装大工工事のご依頼を受け、懇意にしている工務店さんを、紹介することになりました。
仕事が細かくて気くばりが出来る=信頼できる。まず、あの人がいけば間違いないでしょう。
引き続き、松原市の妻屋様邸の着工に。既存の外壁面が凸凹で、かなり塗り応えがありそうです。お施主様がいい配色を選んでいただいたので仕上がりが楽しみです。
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このあいだ、現場の帰りに『その仕様はあり?』と思った話を一つ。
ある現場の近所で、戸建て住宅の外壁塗装が行われていました。同業者の仕事に文句をつける気はさらさらありません。
他意もありません。
一切ないのですが、どうしても目に入ってしまいます。
『ん???』と
ちょっと気になったのは窯業系サイディングボードのお家に単層弾性系の塗料をつかっていたからです。
単層弾性系の塗料自体が悪いわけではありません。
私が見習いの頃からありましたので人気のロングセラー塗料です。割れに追従するというのが売りで20年位前の塗替えは、ほとんどこの塗料でした。
でもやはり用途としましてはモルタル壁に使用する塗料になります。時代の変化で、サイディングのお家が多くなった今は戸建て塗替えに使う事もだんだんと少なくなってきました。
メーカーのホームページには注意書きとしてこう書いてあります。
※窯業サイディングボードへの適用は避けてください。 |
蓄熱の問題で書いてあるのでしょう。実際のところ、のちのちに必ず不具合が起きるとも思いませんが『避けてください。』と書かれている以上やはり、使うべきではないと思うのです。
元請けからの指示なのか、コストを少しでも下げるためにされてるのかはたまた悪意のない無知からなのかどんな事情にしても高いお金を払うのは、その家に住んでるお客様。
一般に人にほんの少し知識があったら・・・と思うのは少し無理があるでしょうか。それが無理なら、第3者のどなたか(メーカー・塗装業者)に聞いてみる。100%の答えはないかもしれませんが少しは方向性がみえるかもしれません。