建設業界は相当な人材不足に悩まされています。
前回の記事で書いた通り、先日塗魂ペインターズで神戸に行った時のこと。
友達の同業社長が連れて来ていたのは2人のベトナム青年でした。
言葉の理解、、、文化の違い、、、国民性、、、
このあたりでどうしても外国人の雇用は躊躇してしまうのですが、その考えを改めねばと感じてしまいました。
驚いたのは礼儀正しさと勤勉さです。
その二人の青年。昼食はタッパーに白米とメザシだけを入れただけのもの。
ちょうど、お弁当が余っていたので
『これ余っているので食べたら?』と言ったら
「いいです」と言う。
『おかずだけでも?』と言ったら、仕方なしにとっていましたが逆に気を遣わせてしまいました(笑)
挨拶もしっかりする。仕事は雑用であっても嫌な顔せずもくもくと作業する。日本語も流暢ではないですが日常会話なら問題なし。そう考えると敬遠する理由が見つかりません。
25年ほど前、大先輩の職人さんが
『今時の若い子は・・・』
というのを聞いて、(あなたの時代も同じようなもんでしょ)と心の中でつぶやいたのを憶えています(笑)
ですので、その表現は年がいっても使わない。とその時心に誓いましたが、そもそも愚痴を言える『今時の若い子』が現在の建設業界には少ないんですね。
深刻な人手不足。今もそうですが仕事があっても施工する手がいないってことに益々拍車がかかるような気がしてなりません。
今のうちに手を打っておかなければなりませんね。