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外壁塗装で雨漏りが止まらない理由とは

※重要 雨漏り修理についての考え方

 

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外壁塗装の専門家であり、雨漏り診断士の私自身が、

『外壁塗装で雨漏りは止まりません』
声を大にして言いたいのには理由があります。


その理由とは、この一か月で雨漏りに関するご相談を十数件頂き、
なかには現場調査としてご訪問し、自らの目で建物を見てきましたが

そのうちの半分くらいのお客様から
 
 
『よその業者さんから
「外壁塗装をしたら雨漏りは直る」と断言されました。』
 

とお聞きしたからです。

本音を申しますと絶句します。

誤解を生じたくありませんので先に申しますが、弊社が外壁塗装で雨漏り箇所を直したことも数多くありますし、現在、予約している方の中には、外壁塗装によって雨漏りを修理する場合もあります。


ただそれは、前提としまして
雨漏り調査をし、その原因が外壁だったため外壁塗装をするのであって、雨漏り調査をせずに外壁塗装を施工することはありません。

 

大金をかけて外壁塗装をしたにも関わらず【一番重要な雨漏りは直らなかった】というのはよくある話で、単に外壁塗装をしたから雨漏りが直る。というものではないのです。

 

そもそもですが、雨漏り修理はそんな簡単なものではありません。

 

弊社が採用している散水調査ですが、最初の散水調査をする時点で【ここであろう】という見立てを行ないます。その通りになる事は90%程度です。

残りの10%は予想以外の侵入路になっている場合が多いです。

 
時には、サッシが原因である場合もありますし、時には屋根からの雨水侵入によって雨漏りがしている場合もあります。当然ながら屋根から雨漏りしている場合は屋根の葺き替え、あるいは屋根修理が必要であって外壁塗装ではありません。
 

屋根の塗装においても同じことが言えます。
こちらの図面は屋根の構造を簡略した断面図になります。

屋根構造

カラーベスト等の屋根材が一次防水、その下にある赤い線が二次防水であるアスファルトルーフィングです。仮に一次防水であるカラーベストが割れたとしても二次防水のアスファルトルーフィングによって雨漏りをさせない。それが雨仕舞いの考え方です。


逆に言いますと、屋根から雨漏りしている場合はこの二次防水が破損している場合が多く、屋根の表面をいくらいい塗料で塗ったとしてもアスファルトルーフィングに不具合が見られた場合、雨漏りは直りません。


ですので外壁塗装と同じく屋根の塗装で雨漏りが直る。ということは多くの場合あり得ないのです。


ここ数年、雨漏り修理の業界において全国的な規模で新規参入する業者様が増えました。雨漏りで困ってる方を助ける、という意味においては大変喜ばしいことです。ですがその一方で知識を持たない業者様が増えたのも事実です。


知識を持っていない業者が雨漏り修理するとどうなるか?

当然雨漏りは直りません。


雨漏りでお困りの方は、慎重な業者選びをしてください。

 

雨漏り修理工事  料金表

 

御見積り・ご相談

 

無料

御見積り・ご相談は無料
です。雨漏りの状況を出
来るだけ詳しくお話しくだ
さい。

目視・打診 無料 実際にご訪問し建物を
目視・打診し状況の
確認を致します。

 

応急処置

 

10,000~50,000

コーキング等での応急
処置です。見当をつけて
の作業になります。
尚、保証はありません。

 

散水調査

 

0円~12,0000

2人一組となって雨漏り
侵入の疑いのある箇所
に実際に水をかけて雨
漏りを再現します。
半日~2日程度かかります。

 

雨漏り状況 ヒアリングの重要性

 

雨漏り調査の際、まず初めに重要視しているのがヒヤリングです。

・いつから雨漏りがしたのか?
・小雨でも漏水が確認できるのか?
・どれくらいの頻度で雨漏りがしているのか?

なぜヒヤリングが重要かと申しますとその雨漏りの状況に応じて仮説を立てたいからです。

 

1年に1回、台風の時だけ雨漏りがする。または、1ヵ月に1回程度大雨の日に雨漏りがする。または 風向きによって雨漏りがする。等々、それをお聞きすることによって、その状況からすれば、屋根からの可能性が低い・・ベランダ周りの可能性が高い・・といった具合に頭の中で仮説をたてていきます。実際に散水調査をするとその通りになる事が多く、違う場合は一つ一つの可能性を消去法でつぶしていくことになります。

 

少し前の話になりますが、『天井に雨ジミがある』との事でご訪問した事があります。確かに見てみると雨の跡があります。しかし、よくよくお話しをお伺いするとそのお家を購入したのが半年前で、しかも他業者様で雨漏り修理をした後でした。つまり以前に雨漏りがしていたことは事実なのですが、現在は直っており天井のシミ跡はそのまま残っているという状況です。これではいくら散水調査をしても漏水は発見できません。

 

これは極端な例ですが、お客様ご自身がそこの建物に住まわれていない場合などは感覚的なお話しになってしまいますので雨漏り箇所を見つけるのが難しくなってきます。

 

記憶が曖昧な場合は、それも加味して仮説をたてますので、雨漏り調査の際は、なるべく詳しい状況をお聞かせ願えたら幸いです。下の動画は散水調査によって漏水が発見された瞬間です。
※11秒あたりで漏水します。

 

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