よくあるご質問
少し専門的なご質問を掲載しています。随時、記事を増やしていく予定です。
下記の項目をクリックしてください。
Q2. 細かい亀裂がたくさんありますが、きれいに直せますか?
Q11.水性塗料は溶剤型塗料に比べて性能が落ちるのではないですか?
Q1.「シーラー」は必要ですか?
必要です。シーラーの役割は、
1.アルカリ押さえ効果
2.吸い込み止め効果
3.密着性向上
になります。 ただ下地の状況に応じて使い分ける必要があります。水性のシーラーでいいのか?弱溶剤にするのか?また強溶剤にしなければならないのか?とお家の状況に応じて使い分けをしています。
Q2.細かい亀裂がたくさんありますが、きれいに直せますか?
ご心配ありません。
下地の細かいひび割れを補修する材料として弾性フィラーがあります。
躯体の細かいひび割れは弾性フィラーでほとんどが埋まります。
また比較的大きい亀裂の場合はシール打ちやVカット処理をすることにより、割れ部分から雨水が入らないようにします。
Q3.壁をさわると白い粉がつきますが…
これは、チョーキング現象(白亜化)です。
紫外線、風雨などのために塗膜が劣化し塗装表面が次第に 粉状になる現象をいいます。経年によるもので、ある意味これは仕方がない現象です。
チョーキングが起きても すぐにどうこうと言うものではありませんが塗り替え時期の目安にはなります。
Q4.外壁に長いひびが入っているのですが…
これは、塗膜の割れ(クラック)です。
塗膜に裂け目ができる現象をいいます。下塗り塗膜または素地に達している深いクラック。 塗膜表面の浅い細かいひび割れをヘヤークラックといいます。
Q5.新築の時と外壁の色が随分違うように思うのですが…
これは、退色です。
塗膜の劣化によって塗膜表面の色が元の色と異なった色になります。元々が濃い茶色でしたら時間の経過で薄い茶色になっていきます。原色を多く使った塗料(例:赤色・黄色・青色・)などは特性上、退色しやすいです。そのような色を選ばれる場合は高耐候性のある塗料を選ばれるといいです。
Q6.門扉や庇(ひさし)の“サビ”が気になるのですが…
ご心配いりません。
ペーパー等でサビを除去した後、変性エポキシサビ止め塗料を塗装します。サビ落しを十分にすることが後々大きな差となって出てきます。その後、上塗りを塗装していきます。
Q7.塗膜は厚く塗るほど良いのでしょうか?
一回に塗る量や厚さは塗料の種類によって決められています。一度に厚く塗る つやが不均一だったり、乾燥不良など 仕上がりが悪くなります。
Q8.塗料はよく薄めたほうがキレイに塗れるのでしょうか?
膜厚が不足し性能(弾性・耐久性)が発揮されません。また薄めすぎると仕上がりが悪くなります。各塗料に定められた希釈量があり規定に従った使い方が必要です。
Q9.なぜ、上塗り材、下塗り材などを重ね塗りするの?
下塗り材は、現在塗ってある塗膜やコンクリート等の下地を補強する役割や上塗り材と下地をくっつける接着剤のような役割を担っています。上塗り材は、下地を守る役割や、もちろん色や模様などの意匠性を出す役割も担っています。
Q10.水性塗料と溶剤型塗料の違いは?
水性塗料とは水で希釈可能な塗料、
溶剤型塗料とは溶剤(シンナー)で希釈可能な塗料です。
Q11.水性塗料は溶剤型塗料に比べて性能が落ちるのではないですか?
「水性は塗ってもすぐダメになる」というイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。 塗替えには、臭い、環境への影響を考慮に入れると、むしろ水性塗料の方が適している と言えます。 ただこれに関しましては、場所や下地の種類により溶剤塗料を薦める場合もございます。
Q12.防水形(弾性)塗料ってどんなもの?
壁に塗るとゴムのように柔らかい塗膜を形成する塗料です。 ヘアークラック (微細な亀裂)から、建物へ浸透するのを抑制する 効果があります。一口に弾性塗料と言っても、長持ちするものも、またしないものも様々です。
Q13.上塗り塗料の種類と、おおまかな性能の見分け方は?
■アクリル塗料:安価で幅広く使われていますが
外部用としては長期耐久性に不安があります。
■ウレタン塗料:バランスのとれた性能で
アクリルより耐久性が高い塗料です。
■シリコン塗料:耐候性、耐熱性に優れ、ウレタン樹脂塗料
よりも更に高い耐久性があります。
■フッ素塗料:高耐久性が期待できる高級な塗料です。
Q14.安い塗料と高い塗料は、どう違うのですか?
こと外壁塗料だけで言いますと、耐候性の違いになります。
安い塗料は先ほど書きました『チョーキング』と言われる現象が
早い時期になりやすいという事になります。
逆に言えば高い塗料で塗替えをした場合、
次の塗替えまでの塗装サイクルが長くなると言えます。
ただ繰り返しになりますが、どのような塗料を塗るにしましても
相性のいい下塗り材を塗らなければ上塗り塗料の性能を発揮しません。
Q15.外壁沿いに組む仮設足場がなくても屋根塗装をお願い出来ますか?
A15.ケースバイケースになります。
屋根勾配が急か緩やかの前提はありますが
仮設足場を組むのは作業効率の点だけではありません。
作業する職人の安全性・または飛散防止の近隣対策
という意味合いもございます。
通常の場合ですと仮設足場を設置する事をお勧めいたします。
またカラーベストの場合は、築年数が経つほど屋根表面が風化しており
足場がない状態で屋根に上るのは大変危険です。
Q16.塗料メーカーのカタログにない塗装仕様ですが?
当社もカタログにない塗装仕様を提案する場合がございます。
塗料メーカーのカタログ自体は比較的きれい状態でのお家を見越した設定になっている様な気がします。
ですので、傷みが激しいお家の場合は、そのカタログ上に掲載されて
いない下塗りや工法を提案する事もございます。
ただ当社の場合は基本的に下塗りと上塗りを他メーカー同士で組み合わせる事はありません。(※ガイナなど専用の下塗材がない場合は除きます)
それはいい悪いの問題ではなく、もし色の変色や何かあったときの責任の所在をはっきりしたいためです。あくまで同一メーカーで仕上げまで行います。
※塗装仕様を塗料メーカーに確認したい場合。
一般の方でも問い合わせできます。
日本ペイント お客さまセンター
電話:06-6455-9113(大阪)