最近、遮熱塗装・断熱塗装のお問い合わせが多くなってきました。節電という意味合いでがあるかと思うのですがメーカーによっては多種多様の仕様になります。
先日、メールでこのような質問をいただきました。
『通常の塗料に白い粉を添加すると温度が下がるという物があるのですが施工費はいくらでしょう?』
う~ん、
存在は知っていましたが使った事がありません。
工事単価をご提示する事は逆算すればすぐにでるのですがそもそも、それを入れる事によって遮熱効果はどうなのか?
と疑問がフツフツとわいてきます。効果がなければ、当然入れる意味がないですから。
というわけでメーカーさんからサンプルを取り寄せました。
迅速に送ってくださりありがとうございます。
節電で日本を救う魔法の粉か!?はたまた禁断の粉か!?
としょうもない事を考えながら塗料に、この白い粉を添加し遮熱の測定器で測ってみます。
今回は弊社が普段使用している遮熱塗料に先ほどの粉体をいれ測ってみました。
左側の半艶っぽくなっている方が遮熱型のシリコンに粉体を入れた方。
右側は普段使用している遮熱型のシリコンになります。
元々は遮熱型ではない塗料に添加するのがこの商品の特徴だと思うのですが遮熱塗料に加える事によって、さらに遮熱効果を、というのを期待したため遮熱塗料に添加しました。
ライトを当て10分。
だんだんと結果がでてきました。
うんうん、なるほど。勉強になりました。
さっそく質問されたお客様にご報告したいと思います。
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さて続いては
梅雨明けから施工が決まっているM様邸の見本板づくり。
外壁がタイル調の窯業系サイディングボードになりますので2色塗りをご提案する事になりました。
当初、4枚程度を作ったのですが
『う~ん、一番濃い色と二番目に濃い色の中間が見たい』
とご主人のご要望で6枚つくりました。初めにベース色(目地色)であるグレーを塗りその後、短毛と呼ばれるローラーでそ~と塗っていきます。
気にいっていただけない場合は、何枚でもつくります。
というわけで雨の日にはこんな事をしています。