よく塗装前には洗浄を、と普段書いてますが
それを、大げさに言えば証明できたお話です。
先日、近所の中学校から連絡があり
イタズラであろうペンキの除去作業に行きました。
本当は2.3月放置してペンキが固まってから除去すると
いいのですが、石垣に青のペンキと
あまりにも見映えが悪いのでそんなわけにはいきません。
さっそく作業にかかる事になりました。
まだドロドロで乾いていないペンキを取っていくのですが
1センチちかく積もっています。
こういう場合はシンナーを使うと横に広がったり
地面にしみ込むだけですので使いません。
粘度が高いほどいいのです。
ある程度取ったところで、乾いていないペンキを
強制的に乾かすためバーナーを当てていきます。
で乾いたペンキを
金ブラシとほうきで取れるだけ取ります。
だいぶ取れましたが
まだうっすらと青いのが残っています。
最後に高圧洗浄で仕上げです。
ペンキ除去前
ペンキ除去後
キレイに取れました(^_^)v
学校の先生に
『こんなにキレイになるもんなんですね』と感心していただきましたが、じつは除去前から、これくらいキレイになると確信していました。
というのも
石垣もコンクリートである地面も長い年月で汚れ・コケが生えておりある意味、汚れの上にペンキがのった状態だったからです。
なので逆説てきに言えば、汚れてる上に塗装をすれば密着せず剥がれやすくなると言えます。
密着していない場合は
それだけの理由とも言えませんが
原因のひとつですね。
まあ、そんな理屈は置いといて(笑)
キレイになって面目が立ちましたし
『ありがとうございます』と感謝され
本当にいい仕事です、塗装屋は。
後日、感謝状をいただきました。
校長先生、ありがとうございます。