塗装工事を検討されてるお客様とメールでのやり取りの最中、このようなお言葉を頂きました。
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失礼ながらHPをくまなく拝見させて頂いております。HPは永浜様ご自身で作成されているのでしょうか? ※.最近のHPは委託されて作成された感が強く、こちらに伝わってくるものがありません。しかし永建工業様のHP(文章)は訴えかけられる何かを感じます。一度、詳細見積もり(現場調査)を御願いしてみたいと思い伺います。(永浜様に直接お会いして話を伺ってみたい) 以上宜しく御願い致します。
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いやー嬉しいです。本当に嬉しいです。
こちらのお客様から工事のご依頼いただけるかどうかは分かりませんが、そんな事よりも何よりも、このホームページを読んだ方から【訴えかけられる何かを感じます。】とおっしゃってくださった事が嬉しくてたまりません。
このホームページのドメインを取得したのは2006年の3月28日。ちょうど今から8年前の事です。当時の状況はこのホームページ内に何回か書いていますので割愛しますが、職人で営業ベタな自分にとっては、これでしか仕事を受注する手段はありませんでした。
ホームページは人間の成長に似ている。とよく言われます。
要は、ホームページ作りたてホヤホヤの状態は生まれたての赤ちゃんと同じで、人間の赤ちゃんを育てるように、ホームページもじっくり愛情と時間をかけ育てなければいけないのだとか。
当初からじっくり育てて来た。と言いたいところですが、まぁ作ってから3年位は、見事なくらい反応のないホームページでした(笑)
電話がかかってきたかと思うとSEO業者ばかり。どうしてお問い合わせがなかったのか?今ならその原因は分かります。
色んな要因があるのですが、その中でも一番大きいもの。それは『自分の言葉』で書いた文章ではなかったということです。
作った当初はHP作成業者任せだったため、伝えてはいるけれども結局は、業者が書いたもの。間違った事を書いてた訳ではありませんが塗料のカタログと一緒で、単なる説明文なわけです。これではお問い合わせいただけないのは当然です。それに気づいてから自分で更新出来るホームページに切り替えました。
ホームページはお客様と私どものような業者をつなぐ便利なツールです。ただ思うに、最終的には人と人であり、誤解を生みそうな表現ですが、どんなにいい塗料を使っても、どんなにいい工事をしていようとも信頼関係がなければいい工事にはならない。生意気ながらそんな風に思います。
これからも誤字・脱字はご勘弁願うとして、自分の言葉で発信していきます。
ちなみに今回の月々雑感は、ホームページの開設が8年経ったことから語呂合わせにちょうどいいや、と思って題名を『桃栗3年柿8年』としました。意味は、何事も成し遂げるまでには相応の年月が必要だというたとえ。
何かを成し遂げられた。等、大それた事は全く思っていませんが、コツコツとツーフィンガーで文章を書き続けた点をお褒め頂いたので、しっくりくる題名だと思っていたのですが、このコトワザには続きがあるそうです。
【桃栗三年柿八年、梅はスイスイ13年、柚子は大バカ18年、林檎ニコニコ25年、女房の不作は60年、亭主の不作は、これまた一生】
亭主は一生どうしようもない、って事なんですかね。とほほ(汗)