この『月々雑感』も6年目を迎えました。
ホームページにご訪問いただいた方に少しでも役立つような記事を綴っていけたらと思っています。月に数度の更新ですがちょくちょく覗いていただければ幸いです。
月々雑感
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今年もあとわずかとなりました。
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外壁塗装をお考えの方、是非ご検討ください!!
火災保険
朝晩が冷え込むようになりました。
最近、火災保険を利用した外壁塗装を提案する企業が多いようです。
本当に台風等で被害にあわれた場合は火災保険を利用するのは当然なのですが、
その保険制度を利用し、高額な外壁塗装を提案する営業が多いと聞きます。
この間、外壁塗装と屋根塗装の下見にお伺いした時のお話です。
「火災保険を使うので、見てほしい」
と言われました。
家の外周をぐるりと回り、マジマジと見ましたが、特に破損した様子もない・・・
「特に破損した所も見当たらないのですが、どちらですか?」
と尋ね案内してもらうと、サッシに少し凹みがある。凹みといっても、1センチほど・・・
「これは台風等で被害をうけた部分ですか?」
とたずねると、
「先に来ていた塗装業者さんが火災保険が使えるからと言われて・・・」
と外壁塗装の業者さんに提案されたとお聞きしました。
確かに、台風で何か飛んできてサッシが破損したというのは考えられます。
「他にはありますか?」とお聞きすると
「ここと、ここと、ここと・・・」数カ所の部分の壁のクラックや雨樋の歪みなどを見ました。
そして、その業者さんが撮った沢山の写真を見せてもらいました。
勿論、このサッシの凹みが台風等の被害であれば、この小さな傷をみつけ、火災保険を提案した業者さんはとても親切な業者さんです。
ただ、このサッシの凹み、屋根瓦の剥がれ以外は、私には経年劣化によるものであるようにしかみえません。
その外壁塗装会社さんが作成した、保険会社さんに提出する見積りをみせてもらいましたが、法外な金額になっていました。
「施主様がご要望でしたら、被害部分の見積りは作成しますが、あくまで台風による被害と思われる部分のみになります。
こんな高額な金額にはなりませんがよろしいでしょうか」
とお伝えして見積りを作成する事になりました。
この施主様は高額な保険見積りを提示した業者ではなく、弊社と外壁塗装、被害カ所の修理のご契約をして頂きました。
誠に有難うございます。
数日後、保険会社が依頼する鑑定士さんからお電話を頂きました。
「○○邸の見積りですが、サッシはタッチアップではダメなんですか!?」
「これ本当に台風の被害ですか!?」
なんか少しキツイ高圧的な話方です。
「施主様に台風の被害だとお聞きしてお見積りしたのですが・・」
と答えると
「あなたから台風で被害を受けてると提案したんですよね!?」
と言われました。事情をすべて説明すると、
「そうなんですかー。失礼しました。実は最近、大阪は業者からの提案の火災保険がすごく多くて・・・
なんでもかんでも火災保険でと高額な見積りが来るので厳しくなってきてまして・・・」
と少し高圧的な態度も改めて頂けました。そして、誤解も解け、キチンと審査して頂ける事になりました。
この高額な保険見積りを作成した外壁塗装業者さんは最近よく聞く大きな塗装会社です。
この商法は会社の指示なのか、個人的に使っているのかわかりませんが、常套手段になっていると耳にします。
こういった商法を使うのには背景があります。
それは2018年に大阪に多大な被害をもたらした台風21号です。
もう2年が経ちますが、未だ修理できていない家も多いと聞きます。
この21号のあと、あまりの被害の多さに鑑定士が実際に見に行く事が出来ず、
写真と見積りだけで保険金が支払われたケースが多かったと聞きました。
何度も言いますが、本当に台風の被害があり、火災保険を使えるよう提案する業者はとても親切な業者です。
しかし、経年劣化であり、保険会社が見に来ない事を利用して法外な見積りを作成するのはいかがなものかと思います。
私は古い考えなのか火災保険に限らず、「保険金を高く請求できる」とか聞いても実行する気になれません。
そういう事をすると、後で悪い事が自分に返ってくるような気がします。
この仕事にプライドを持ち、胸をはってこの仕事をしたいと思っています。
仕事は「感謝と恩返し」
半沢直樹のパクリですが、施主様、協力業者様だけでなく、保険会社の方、鑑定士さん、銀行さん、コンビニの店員さん・・・
皆さまに感謝と恩返し。
そんな感じで今後共宜しくお願い致します。
いいドラマでしたねー(笑)
桜
新型コロナウイルス感染拡大で建築業界も大きい打撃をうけています。
特に水回り関連商品、特にトイレや食器洗い機、IHクッキングヒーターなどが受注停止の状態で、現在回復するメドもたっていません。
トイレや食器洗い機を中国で生産している訳ではないのですが、部品を供給できない状況のようで、また被害の少ないメーカーに受注が集中してしまい、いまは全てのメーカーで受注できない状況です。
幸いにもこの塗装業界には被害はほとんどなく、毎日平常通り仕事をさせて頂いております。
先日、外壁と屋根塗装を完了し、足場の解体時にお伺いした時の事
「コロナのおかげで、ずーと家に居てどこのも行ってないから、ストレスたまってたけど、塗装が完成して本当に気持ちいい。本当に満足です」
と言って頂きました。
本当に有難いお言葉です。励みになります。
実は予定していた旅行をキャンセルしたようです。
どこにも出かけず、毎日、毎日コロナ感染のニュース。
相当なストレスであったと思います。
この塗装工事が少しでもストレス軽減のお役に立ったのでしたら本当によかったと思います。
そして本日、この大阪にも「緊急事態宣言」がだされるようです。
いままでこんな経験をした事がありませんので、どうなるか不安です。
ですが、きっとみんな手を取り協力しあえば、何事もない普通の日々が取り返せると信じています。
最後に、桜の写真です。
これは祖母のお墓参りに行った時の写真です。
外に出れば至る所にこんなキレイな桜がいっぱい咲いてるのに・・・
来年は必ずお花見しましょう!!
「工事品質」 明けましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうございます。
といっても、もう1月末(苦笑)
新年になり、はやくご挨拶をといつも考えていましたが、なかなか時間が取れず、この時期になってしまいました。
昨年は弊社にとって激動の一年でした。
新体制になり、ようやく落ち着いたかと思えば、大阪北部地震、さらに台風21号。
特に台風21号の時は電話が朝から夜まで鳴りっぱなしで、対応におわれましたが、小さな工事会社ですので、請け負える工事にも限りがあり、折角、お問合せを頂いたにもかかわらず、ほとんどがお力になれなかった事、本当に申し訳ありませんでした。
知り合いの屋根業者さんや工務店さんは、今回の台風は「特需」とばかりにドンドン請け負って、4か月程経った現在でも「ほったらかし」の状態です。
「いったいいつ来るの!!」
とご迷惑をかけるのは目に見えてましたし、なにより弊社のキャパ以上の仕事量を請けて「品質」がいい加減にならないように、今回はほとんどのお問合せをお断りせざるを得ませんでした。
「品質」といえば・・・
外壁塗装工事は他のリフォーム工事に比べ少し特別なところがあるように思います。
それは例えば一戸建住宅のモルタル外壁を1回塗装しても、完成した時はどちらもキレイになります。
またシール材や塗料も、安価な材料でも、最高級と言われる無機塗料で塗装しても、完成すれば、私たちプロでも一見して材料の良し悪しはわかりません。
私の父親は生前、一般の住宅ではありませんが、橋やビル、公共工事などの塗装の下請け会社を営んでいた時期があります。
私がリフォーム工事を覚えたての頃、実家で「手直し」工事の話になりました。
父親は
「手直しは、だしたらダメやけど、そのギリギリでしないといけない!」
と力説していました。そうしないと儲かる事はないと・・・
確かに、父親の言う事は間違っていないと思います。
私もどこかの下請け工事店であれば、同じように考え、実行している事でしょう。
ただ・・・
弟が創業したこの「永建工業」は少し違います。
『塗料にこだわり、シール材にもこだわり、自社施工で懇切丁寧に仕事をする!』
工期も長いです。(これはデメリットでもありますが笑)
勿論、会社にとっては、工期が短い方はいいのは分かっています。
それでも、永建工業は不器用な経営ですが、このようにやっていきたいと思っています。
誤解しないでほしいのは、
「地域最安値を目指します」という塗装会社さん、「外壁塗装工事50万円ぽっきり」などのチラシを否定している訳では決してありません。
少しでも安価で塗装をと考えるのは当然の事ですので。
完成後は10年後も美しく!
「エイケンは外壁が永く持つご提案とお客様との信頼関係を大事にしています。」
本年もよろしくお願い致します。
猛暑対策 やっと揃えました。
残暑が続きますね。
とにかく暑い。
この暑さ対策に何かないものかと色々思案しました。
休憩をコマめにとる・・
塩分をとる・・・
などなど、細かな対策はいろいろありますが、一番の対策はアレです。アレ。
弊社、やっと揃えました!!
空調服!!です。
空調服とは、長袖のジャンパーの腰あたりにファンが2個ついている作業服です。
これが見た目によらず、首筋や手首の袖まで風が通りかなり涼しいのです。
この空調服、以前は高価だったこともあり、ほとんど見かけませんでしたが、この猛暑の中、作業服業界空前の大ヒット!だそうです。
フル充電すれば、作業中は電源が切れる事もありません。
ただ、現場を見に行くとなぜか?着ていない。
「せっかく揃えたのだから着てや」と言うと
「もったいなくて・・・」
確かに、お求めやすくなったとはいえ、通常の作業服に比べたら高価な服です。
そうでなくても塗装職人は他業者さんに比べ、作業服はすぐ、だいなしになりますので、その気持ちもわかります。
それでも体が一番大事。
いまでは無理やり着せています(笑)
(写真のモデルは創業者の次男です。このHP初登場ですね。皆様宜しくお願い致します)