昨日の昼間1本の電話がかかってきました。
発信先が公衆電話になっており誰かな?と思い電話をとってみると
【市政だより】を見た、という人からの電話でした。
市政だよりは、東大阪市が毎月2回発行している新聞で、そこには企業の広告掲載枠があって弊社も載せてもらってます。
▼東大阪市政だより
その弊社掲載枠の中で【悪徳訪問販売系業者に注意!!知らない人を屋根に登らさないでください】と注意換気をしており、それを見た方から「あの記事のお陰で助かった」というものでした。
▼弊社の広告
どうやら数日前に「屋根にのぼって点検をしてあげる」という業者が突然来たらしく、その業者に市政だよりを見せてお引き取り願ったとのこと。
「ありがとう」を何回も言われ、こちらとしては恐縮するばかりでした。
そもそも、市政だよりの掲載枠になぜ「知らない人を屋根に登らさないでください。」と書いているかと言うと、以前弊社のOB様がそのことで嫌な思いをしたからです。
このことは以前にも書いたことがあるかもしれません。
数年前に、そのOB様のご自宅を弊社で塗り替えを施工させていただきました。
ご自宅の他にも賃貸の戸建て住宅を所有されており、そこに訪問販売業者が来たそうです。
「今すぐ屋根を修理しないと瓦屋根が落ちてくる」
など不安を煽(あお)られて、結果契約してしまったとのこと。
そのような指摘をされると、(貸してる住人さんに何か事故があってはいけない。)と思うのが普通の感覚で、瓦が落ちて怪我でもしたら・・・と誰でも思ってしまいます。
金額は、はっきりと忘れましたが、屋根のズレ戻しと漆喰や瓦止めの工事内容でけっこうな工事金額をおっしゃっていたような気がします。
工事後にそのことをお聞きしたのですが、OBさんはすごくいい方なので、その良心につけ込むやり方に腹立たしい思いがしました。
そのような経緯から市政だよりに「知らない人を屋根に登らさないでください」と書いているのですが、今回そのことにより何かしらの被害を未然に防いだのであればよかったと感じます。
最近の訪問販売業者さんは、ほとんどの業者さんが常識の範囲で営業されてますが、まだまだ強引な営業をしている業者がいるのも事実です。
・「あの箇所が傷んでいます」と指摘し不安を煽る。
・「近所で工事している」など近所挨拶のふりして営業をしだす。
・「今日中に契約したら値引きができる」と契約をせかす。
こういった業者の言動は要注意です。
また、昔は屋根に登って屋根瓦をわざとハンマーなどで破損させて、「傷んでいますから早く直した方がいい。」という業者がいました。
床下に潜って白アリをまいて「白アリが発生している」という業者もいたんです。
そんな業者が今もいるのか知りませんが、絶対にいない。とまでは言い切れないと思います。
充分にお気をつけください。