工場のALC外壁を塗り替えでリフレッシュ
塗装前
塗装後
| 工事名称 | 守口市 工場 外壁塗装 |
|---|---|
| 外壁仕様 | ファイン4Fセラミック（日本ペイント） |
| 付帯部 | ファイン4Fセラミック（日本ペイント） |
| 工期 | 13日間 |
| 担当者永濱のコメント |
|---|
| 以前に屋上の防水工事をさせていただき、今回再度ご依頼いただきました。 工場の外壁に多く見られるのは ・ALCパネル ・スレート ・角波鉄板 といったところでしょうか。今回はその中でも多く使われているALCパネルになります。 ALCパネルは【Autoclaved Lightweight aerated Concrete】の略で工場のみならず、住宅、マンション等に多く使われています。軽量であり耐火性能もありますのでいい外壁材に間違いはありませんが素材そのものは吸水性があり、特にクラック(割れ)が入ると、雨漏りに直結する場合も多くあります。そのため定期的なメンテナンス(外壁塗り替え)が必要となります。 現在の状態はクラック(割れ)が多く見られ、欠損箇所もみられます。それらを補修し、つなぎ目であるジョイントにはたっぷりシーリング材を充填してから塗装工程にはいっていきます。 基本、住宅の塗装と変わりはありませんが、以下が大まかな工程となります。 D様、このたびは再度のご用命誠にありがとうございます。 |
4階建て鉄骨ALCの工場になります。築年数が経っていますので致し方ないですが色褪せが見受けられます。- コーナーの欠損箇所。先ほど申したとおりALCは吸水性がありますので表面に塗膜がないと素材そのものがサクサクの柔らかい状態になっていきます。
- 割れ箇所。これも鉄骨4階建てという構造上仕方がないことではありますが、ところどころに割れがあります。
- まずは、仮設足場を建てていきます。隣が駐車場ですのでオーナーさまが管理会社さまに事前に連絡していただき車は移動していただいています。
- 欠損箇所。大きくとれていますので容易に雨水が入ってしまう状況です。
- 下地調整材で欠落箇所を埋めていきます。
- 何か設置した際の貫通跡なのかもしれませんがサッシ下に穴が開いています。
- こちらも同様に下地調整材で埋めていきます。
- 補修を完了した後に洗浄していきます。長年の汚れをとり除いていきます。
- ALCの塗り替えで最も重要なシーリング充填。
- ヘラで押さえていきます。
- 換気フード周りも雨水がよく侵入する箇所です。こちらもシーリング工程完了です。
- シーリングが乾燥する期間にナイロン養生、錆止めを塗っていきます。
- シーリングが乾燥したのを確認してからシーラー工程です。必ずシーラーを塗らなければならないわけではありませんが、工場が建ってから初めての塗り替えでかなり時間がたっていますので密着をよくするために塗っていきます。
- 中塗り工程です。上塗りの仕上がりがよくなる微弾性フィラー、パーフェクトフィラー砂骨ローラーで塗っていきます。
- 階段周りも同様にパーフェクトフィラーを塗っていきます。
- 上塗り工程になります。今回ご採用いただいたのはファイン4Fセラミックになります。
- 裏面も同様にローラーで塗っていきます。
- 上塗り工程2回めの様子です。塗布量を守りながら塗っていきます。
- 外壁の上塗り工程が完了すると次は付帯部です。外壁と同じくファイン4Fセラミックで塗っていきます。
- 錆止めを塗っていたベランダ裏の鉄骨も上塗りをかけていきます。
- いよいよ最終段階。サッシ面台のシーリング打ち替えです。撤去のようすです。
- 新しくシーリング材を打っていきます。
- 最終工程の足場撤去になります。
- 仕上がりのようすです。お隣の屋根上は足場をかけずに施工致しました。
- 前のイメージが残っているせいかお客様には大変喜んでいただけました。美しい仕上がりです。
