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屋上や広いバルコニー。よく雨漏りの現場調査でお伺いする事があるのですが、皆さんよく口々におっしゃるのが

・屋上にせず屋根にしておけばよかった・・
・新築の頃はよく屋上にあがったけど今はぜんぜん・・

というようなお声です。実は私の家も屋上のある陸屋根タイプなのですが、家を建てる時、一番望んだ事は屋上を作ることでした。(庭がないからという説あり(涙))

せっかく屋上や広いバルコニーがあるにも関わらず【後悔】というお声を聞くといやいやそれは違います。とついつい反論したくなるのです(笑)なぜなら、『定期的にメンテナンスをしなければならない』というデメリットを上回る良い点が屋上にはあるからです。

というわけで、今の家に移り住んで7年。屋上があってよかった点をまとめてみました。

屋上でバーベキューが出来る。鉄板焼きで充分さ。

屋上4つ (3)

毎年夏になるとやります。部屋の中でご飯を食べるより外で食べた方がいつもより数倍美味しかった、という経験は誰にもあるのではないでしょうか。開放感なのか?それとも環境が変わるせいなのかはよく分かりませんが、なぜか外で食べる御飯は美味しいのです。

個人的には外食に行くより屋上で食べる方が好きです。時期的に言うと梅雨明けから9月中旬までの期間がちょうどいい頃合いです。

ただしですが、床がモルタル(コンクリート状)になってる場合以外は火の使用をお控えください。ウレタン防水やシート防水、またFRP防水の場合に火が落ちると防水層を傷めてしまいます。延長コードを延ばしての鉄板焼きでも充分に堪能できます。

屋上があるとプールに連れて行く必要なし。ビール片手にリフレッシュ。

屋上4つ (2)

せっかくの休みの日、お父さんは家でゴロゴロしたいもの。そんな時、お子さんから「プールに連れて行って」の声。お母さんの目線が気になり、向ったものの市民プールは満員御礼。周りを見渡すと人、人、人だらけで、結局帰る頃にはクタクタになってしまいます。

その点、屋上があるとプールを設置し水を入れるだけです。あとはパラソルの下でビールを飲むのもよし、本を読むのもよし。お子さんは満足、お父さんはリフレッシュ。屋上がある事はお父さんの体にも優しいのです。

屋上で趣味の園芸ができる。ただし雨漏りには注意。

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正直やったことありません(汗)。ないのですが、現場調査でご訪問した時よく見かけます。このあたりはほとんど女性かと思われます。教科書どおりに言うならウレタンやシート、FRPなどの防水層がある場合、その上に何かを置く。という事自体あまりお薦めではありません。

ただ、せっかく自由なスペースがあるわけですからこじんまりしたプチ菜園くらいならいいと思います。プランターや鉢を置く場合も直接設置せず何か台を置いてからの方がいいですね。あと排水口に土が溜まり易いので雨漏りを誘発します。定期的にチェックしてください。

屋上から花火が見える。ただし目を細めてください。

屋上4つ (4)

屋上から打ち上げ花火が見えること、これけっこうまわりから羨ましがられます。ウチの家(東大阪市)から有名なPLの花火(富田林市)まで距離にすると19km弱。そんな離れた距離でも屋上から打ち上げ花火が見えます。

ただし↑の画像の100分の1くらいの大きさになること、それと目を細めなければ見えないこと、を付け加えておきます。強がりですが雰囲気味わうだけなのでそれでいいのです(笑)

人生の壁にぶち当たったら屋上から星空を。悩みなんてちっぽけさ。

屋上4つ (5)

昔のインディアンの言葉で『心が曇ったら、輝く星や空を見なさい』という格言があるそうです。現代社会はストレス社会、嫌なことがあった時は屋上に上がって星空を見ましょう。会社、学校、人間関係、どんな悩みであっても星空を見ているとちっぽけに感じます。

私自身のお友達でも40歳を超えたあたりから『心の病』を抱えてしまった同業者さんがいます。真面目で責任感が強い人ほどその傾向があるようです。このような場合『頑張れ』は禁句だそうで、そっと見守るだけしかありません。ただ一つ言える事は自身が気にしている悩みなど周りは気にしていないという事です。

屋上(広いバルコニー)があるメリット まとめ

いかがでしたでしょうか。3番目と5番目はまだ経験がないですが『屋上にしてよかった。』と言うのは本当に思っています。

特に1番目は仕事の関係上、帰りがいつも遅いので家族みんなでご飯を食べれる事が少なく、一時ではありますがお金に換えられない価値を感じます。

せっかく屋上があるにも関わらず活用しないのは勿体ないです。ぜひ屋上や広いバルコニーがあるお家にお住まいの方は、御自身で見つけた屋上ライフをお楽しみください。