窓枠から雨漏りがするとの事で雨漏り調査のご依頼をいただきました。
3階建てその2階の窓枠からする雨漏り。当然ながらその部分より上に雨水の侵入路がありますので仮設足場を組まないと調査する事ができません。ちなみによく聞かれる【雨漏り調査時の仮設足場】ですが、必要か?不必要か?そこは現場を見てからの判断になります。
さて、今回の雨漏り。お話を伺うと雨漏りの頻度は2.3ヶ月に一回程度ということです。となると通常の雨では漏らず、ある程度の条件が揃った時に雨漏りがするという事になります。実際に散水調査を行いました。
散水調査とは実際に雨水の侵入箇所と思われる箇所に水をかけて『雨漏りを再現』する調査になります。
さっそく水をかけてみましたが、、、、開口部、シール劣化箇所、なかなかでてきません。
割れているシーリング箇所にいくらかけてもでてきません。
そうこうしているうちに、窓廻りの比較的シーリングが活きている箇所に角度を変えながら強めにかけるとでてきました。ほっ少し安心です(笑)
よく、御伺いした際に『何社か頼んだけど直らない』と言われることがありますが、ただ単純に水をかけてでるものではありません。
・水の角度(雨水)
・水をかけている時間
・水の強さ(水圧)
このあたりを加減しながらやっていくと、雨漏りが再現できます。と偉そうなことを言っていますが(笑)今回は少し見つけるのに苦労しました。